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2017.3.27

子供の翼は無限

シナリオ・センター代表小林です。今週で3月も終わるというのに真冬のような寒い日々が続く東京です。桜の開花も「待った!」がかかり、無理だと言われていた稀勢の里が怪我にめげず優勝、森友騒動はいかに。気候も世の中も波乱万丈です。
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この寒い中、子供たちが元気に集まりました。
「シナリオスプリングアドベンチャー2017」。
センターのすぐ近くのアップル表参道とご一緒に、3年生から5年生の子供たちに、想像力・像象力を高めてもらいたいと願って、春休み、夏休みに行っているキッズ向けイベントです。
 

午前中は、シナリオ・センターの教室で4コマのシナリオを作ります。大人の手出しは一切なし。子供自身の力で作ります。
付き添いの大人の皆さんは、我が子、我が孫をドキドキして見つめていらっしゃるのですが、子供たちはのびのびと創ります。
大人がびっくりするのは、最初は自信無げに作っている子供たちが、創り始めていくうちに、どんどん粘りはじめることです。もう少しこうしたい、これよりもっと・・・と頑張ってくれます。 
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ランチを挟んで、できあがった4コマ作品を持って、アップル表参道へいき、今度はそれを映像化します。アフレコから編集まで子供たちが、アップルの方々に教わりながら、iMovieで映像にするのです。
こちらでも粘る粘る。ENDマークに凝ったり、音楽に凝ったり、セリフも何度も納得いくまでやり直します。 そして、やっとできあがった映像をみんなでみます。
ちょっと自信無げに自作を語る子供たちも、映写後大きな拍手をもらうと、みんな満足そうに自信溢れたニッコニッコ顔になります。
大人の方々は、そんな子供たちの想像力の素晴らしさにびっくりしながら、嬉しさを隠しきれません。

私たちが、毎回大変だけれど「また、頑張ろう!続けていきたい!」と思えるのは、この子供たちの達成感と自信溢れた顔の変化がみられるから。
そして、付き添いの大人の方々が、子供を、我が子を見直して下さるからです。 

大人が子供をつぶすのは、とても簡単です。 ほぼ毎日つぶしているかもしれません。例えば、あなたは「早くしなさい」という言葉を子供に言ったことはありますか?
「早くしなさい」という言葉を吐かない大人を見たことがないくらい、大人は否定的に子供をみてしまいます。
もちろん、それは愛情から出る言葉でしょうが、愛情があろうがなかろうが否定した言葉に想像力は宿りません。 子供の力を伸ばすことは容易ではありません。
せめて、子供の想像性、創造性をつぶさないように、子供たちの力を信じて、常識に捉われない発想や、破天荒な発想を大事にしていきたいです。

否定をしないこと。 自分が子供の頃、大人に言われたりされたりしたことで、イヤだったことはゼッタイにしないようにしようと、大人がちょっと思ったら、ちょっと想像力を働かせてくれたら、子供は、どんなに大きく育つことでしょう。
大人に近づくほど、人は想像性を失くします。想像性を失った大人たちから、新しい創造は生まれてきません。
子供たちから想像の翼をもがないように、大人は心して接していきたいものです。


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