シナリオ・センターの代表・小林幸恵が、出身ライターの活躍や業界動向から感じたことなど、2006年からほぼ毎日更新している日記です。
シナリオ・センター代表の小林です。今日は真夏日でしょうか。
箱根山の噴火はなかなか落ち着きません。夏を前に、観光を生業としている旅館やお店は戦々恐々だと思います。早く落ち着いてくれるといいですね。
自然の力は、人知を超えているのですから、特に火山国の日本は、経済成長ばかりに目をやるのではなく、自然を侮らずに生きていくべきだと思います。
自然もそうですが、身体はゼッタイに侮ってはいけません。
シナリオライターって、精神的にも肉体的にも案外過酷な職業だと思います。
精神的には、書けないプレッシャーとかありますが、本打ちは特にしんどいようですね。自分の脚本をまな板の上に置かれて斬り刻まれるのですから。(笑)
書く作業自体もたいへん過酷です。
「腰が痛い」「目が疲れる」「首が動かない」「肩こりがひどい」「太る」「腱鞘炎になった」etcetc受講生の方はもとより、出身ライターの皆さんからもよくこんなお声を聞きます。
ミソ帳倶楽部で出身ライターの山本むつみさんが「何時間も座って書き続けなければならない脚本家は筋力が必要」とお話しされたのをきっかけに、「そうだ、筋力を鍛えよう!」と「脚本家の身体つくり講座」を企画しました。
実のところ、私自身も事務局全員とも、必要だなと実感していたからなのですが、とても幸せなことに、健康運動診断士でフィットネストレーナー、ピラティス指導者など様々な免許を持たれ、ご自身で椅子に座ってできるという「チェアロビクス」というトレーニングを開発された福島多香恵さんが作家集団にいらしたのです。
そこで、脚本家の身体づくりに特化していただいた独自のエクササイズを創っていただくことにしました。
椅子に座りながらできるチェアロビクスを福島さんにお教えいただき、身体を整えるコンディショニングをJHCA認定上級ホリスティックコンディショナーなど様々なトレーナーやっていらっしゃる前田瑞木さんにお教えいただくという最強のトレーニングカリキュラムを創ることができました。
それでなくても体調を崩しやすい時期、6月に行います。
私は、パーソナルトレーニングをしていただきましたが、どちらも大変なトレーニングではまったくなく、やさしい、どなたにでもできるし、長続きできる気持ちの良いトレーニングです。
病気まで行かなくても身体の調子が悪いと、頭も心も鈍りますから、動きも仕事への意欲も低下してしまいます。
自分の身体を常に脚本家モードにONできるようにしておくことは、自分の力をあますことなく出すために必要な基本の力だと思います。
世界初(笑)の脚本家のための身体づくり、6月8・15日の2回行います。
出身ライターの皆様もぜひおいでくださいませ。