シナリオ・センターの代表・小林幸恵が、出身ライターの活躍や業界動向から感じたことなど、2006年からほぼ毎日更新している日記です。
シナリオ・センター代表の小林です。今日は梅雨の晴れ間でしょうか。爽やかな青空が広がっています。これからは暑くなったり、蒸したり、また肌寒くなったりと色々ですから、皆さん体調管理にお気をつけ下さいね。
オーディオドラマ講座の森治美先生は無類の暑がり。
昨日は、オーディオドラマ講座の前に、月刊シナリオ教室のインタビューを受けていただいていたのですが、部屋の温度20℃設定。ギンギンに冷えたお茶。
暑がり森先生をよーーくよーくわかっている編集長の前田は、長袖のカーディガン2枚にひざ掛けとスカーフを巻きつけての応戦。(笑)
オーディオドラマ講座の時も、エアコンは普段の講座より5℃は低く設定。たぶん、普通の方なら寒い!!なので、オーディオドラマ講座受講生の方々は、寒さ対策をして、ご受講ください。
寒がりの私にとっては、夏に森先生と会うのは地獄です。(笑)
人の感覚って、ことほど左様に違うのですね。考え方や想いが違うのは当たり前だとしみじみ思います。
例えば猫舌・・・熱いものは苦手、ふうーふうーして食べますよね。私は、許せない。(笑)
熱いものは熱く、冷たいものは冷たく食べなくっちゃって思っているから。なので、何度舌だの喉などを火傷したことか・・・耳鼻咽喉科の先生にあきれられています。でも、煙草は止められたし、お酒も止められるけど、咽喉癌か食道癌になるではと思いながらも、これだけは変えられません。美味しく食べられないのなら、死んだ方がまし。(笑)
こうした感覚も実はドラマなんですね。
簡単に考えても、寒がりの女性と暑がり男性との恋愛ドラマ・・・お互いの皮膚感覚が恋愛の障害になるかもしれません。
うちでも連れ合いは暑がりで、私は寒がり・・・真夏の夜のエアコン争奪戦はすさまじいですもん。こういう時に譲る人なのか、ゼッタイ曲げない人なのか、我慢する人なのかで、キャラクターがでるわけですから、ちょっとした感覚の違いって、ドラマを生み出す種でもあります。
実は、サマーセミナーでやりたいことって、実はこんな小さなことなんだけれど、大きなことなんだということを実感してもらうことなんです。(わかりにくい?)
この自分が持っている感覚って人と違うんだ、人が持っている感覚は自分と違うんだということがわかると、世界が広がりますから。
「人はさ、自分の世界を疑わなくなっちゃうんだよ。自分のいる世界だけが世界だと思ってしまう。だから世界の常識と違う事を言ったりしたりする人を変な人だと決めつけてしまうんだ」(岡田惠和脚本「泣くな、はらちゃん」より)
まさに、このことなんです。