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代表 小林幸恵が毎日更新!
表参道シナリオ日記

シナリオ・センターの代表・小林幸恵が、出身ライターの活躍や業界動向から感じたことなど、2006年からほぼ毎日更新している日記です。

こども映画館

シナリオ・センター代表の小林です。梅雨の晴れ間です。お会いする方がみなさん「久々の天気ですね」と嬉しそうにおっしゃいます。
雨も降らなくては困るのですけれど、やっぱりお天気がいいと、ほっとします。

 

シナリオ・センターは、サマーセミナーを目前に大忙しです。
今年は記念年ということで、毎月のミソ帳倶楽部、隠れ課題、新井一賞、記念パーティーなどなど様々なイベントがあり、企画と準備に追われる毎日です。
あれもこれも同時にやろうとして、あぶはち取らずになることもしばしば・・・歳をとったのだから、同時にやるというのはやめた方がいいとわかっているのですが、ついつい若いつもりでね。するとどこか抜け落ちたり、ミスったり・・・やれやれと溜息の連続です。

 こども映画館

昨日書きましたが、7月の末に川喜多映画記念館で「子供のシナリオ・映画教室」をやらせていただきますが、もうひとつ、子供のためにとてもすてきな企画があることをみつけました。 

東京国立近代美術館フィルムセンターが7月2425318/1「こども映画館」を開催します。
たんなる映画の上映だと思うでしょう。それだけじゃないとてもナイスな企画イベントなのです。

7/24(金)13301530 活弁と音楽の世界
なんと100年前の映画を活弁と音楽演奏付きで見せてくれるのです。
「チーズトースト今日の夢」(1906年アメリカ)、「マックスとピアノ」(1910年フランス)、「機械人形」(1917年アメリカ)、「ジゴマ」(1911年フランス)
無声映画、しかも白黒など見たことのない子供たちが、どんなふうに感じるのか楽しみですね。

7/25(土)13301530 アニメーション映画が漫画映画と呼ばれていた頃
漫画映画と呼ばれていた頃のアニメはどんなふうに作られていたのか、1937年に作られた「色彩漫画のできるまで」(日本)で教えてくれます。すごい題名ですよね。うーん、ファンキー!!(笑)
「ガリバーの宇宙旅行」(1965年日本)も見られます。


7/31(金)13301530 映画で冒険旅行
「緯度0大作戦」(1969年日本・アメリカ合作)ウルトラマンなどの特撮で有名な円谷英二さんが特撮監督。大スケールの冒険SF映画。
子供たちに、CGではない特撮の面白さを味わって欲しいですね。

8/1(日)13301530 活弁と音楽 ドタバタ追跡劇
喜劇王キートン主演の「キートンの大列車追跡」(1926年アメリカ)本物の蒸気機関車が走り続けるんですよ、マジで。
あの頃の映画は、ドタバタ追跡劇がすごい迫力でした。
 

昔の映画から子供たちが学び取るものは多いはずです。きちんと歴史を学び、創作の醍醐味を感じでもらえることと思います。
子供向けとしては、とても画期的な企画ですね。いいものを見ることは、感性を養います。お子様のいらっしゃる方、是非お連れ下さい。 

子供にとって一番大切なのは、ふたつの「そうぞうりょく」「想像力」と「創造力」です。
教えるものではなく自然に感じ、自身で学ぶもの。感じられる環境づくりが大切です。

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