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スタッフが行く、表参道スポット
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しゃれおつなお店や人々が行きかう街、表参道。そこで働くシナリオ・センタースタッフの見たもの触れたものをご紹介します。

プレゼント選びは、画が浮かぶとはかどる!

鉄琴

■シナリオ発想でプレゼントを選んでみた

シナリオ・センターの新井です。先週2回も友人の出産祝いをさせて頂きました。「祝い事はケチらない」という家訓のもと、出産祝いのプレゼントを選んだわけです。ただこういうプレゼントは難しいですね。特に私は独身男性なので、何をあげれば喜ばれるのか、見当がつきません。
先日のホワイトデーなどでも苦労した男性陣はいるかと思うので、すこしでも参考になれば・・・

■おじいちゃんと遊んでもらう

出産祝いに頭を悩ませたのは、要は、自分があげたものがどんな風に使われるのかが、イメージできないからです。なので、一般的な出産祝い(赤ちゃんの服とか食器とか)については一旦考えるのをやめました。そしてシナリオ・センター近くの「クレヨンハウス」に赴き、シナリオ的な発想でプレゼントを探してみました。

で、一人目の小学校からの幼馴染に贈ったのは鉄琴です。なぜ鉄琴かというと、彼の家族は音楽好きな家族で、披露宴でも幼馴染とお父さんがギター共演しているのです。その時のお父さんの嬉しそうな表情、それを見つめるお母さんの表情を見ていて、私は「いいなぁ」と胸にあたたかいものを感じました。
なので、鉄琴を贈ることで、幼馴染のこどもと幼馴染、幼馴染のお父さんの三世代で合奏をしてもらえたらいいなぁと思ったのです。そう思った瞬間、鉄琴を鳴らしながら孫とデレデレ遊んでいる幼馴染のお父さんの姿や表情が、画で浮かびました。
「これは絶対喜んでもらえる!」と即決しました。

 鉄琴

■贈り物にストーリーをもたせる

二人目は、高校の同級生です。前出の幼馴染のようにお父さんについてまでは知りません。なので、同級生の会社のイメージカラーを想起させる赤ちゃんのおもちゃと、でっかいシャボン玉で遊べるセットにしました。単に面白そうなおもちゃでは、味気ないので会社のイメージカラーというストーリーをそこに加味しました。
でっかいシャボン玉で遊べるセットは、同級生が夏にバーベキューなどいろいろな友人を集めて企画をしてくれるので、その時に子ども達と遊んでいる様子を想像して贈りました。同級生もシャボン玉、大好きですし。

 

■画が見える=イメージが鮮明になる

コレを贈ったらどんな風に使われるのかを画としてイメージができると、プレゼント選びは俄然はかどります。画を思い浮かべるというのは、まさにシナリオです。
「なんか画が見えてこないんだよなぁ~」という言い方がありますが、まさにイメージができていないときのことばです。イメージを喚起するためには、具体的に誰が、いつ、どんな風に使うのかを画としてイメージできるかです。これはプレゼントを贈る時でも、商品開発でもプレゼンでも一緒です。ものごとは、画が見えると、俄然はかどるのです!

 

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