シナリオ・センターの代表・小林幸恵が、出身ライターの活躍や業界動向から感じたことなど、2006年からほぼ毎日更新している日記です。
シナリオ・センター代表の小林です。夏休み明けの今週は、得意のバタバタ毎日をやっております。
自分では思わないようにしているのですが、どうも脳の回転が悪くなっている気がしております。言葉は出ないわ、やるべきことを忘れるわ、聞いたことは忘れるわ・・・自分が怖いです。きっと異常に暑い夏のせいだと思いたい。(汗)
私の大好きなイチロー選手が、日米通算4192安打を打ち歴代2位のタイ・カッブと並んだのは、16日のこと。今日はもう4197本なんですって。その上、500盗塁にあと3つとか。
大リーグではイチロー選手の年齢詐称疑惑がおきていて、本当は25歳だろうって・・・私も言われたい。(笑)
こんなギャグが生まれるほどイチロー選手の年齢を超えた活躍は素晴らしいわけで、そのための努力は若い選手の鏡だと・・・努力の天才イチロー選手を私も見習いたいです。
昨日、卒業生のお二人が久々にお顔を出してくれました。脳は動いていたようで、お顔を見てすぐわかりました。(笑)
まだ、駆け出しの脚本家ではありますが、なんと「三月のライオン」「ストロベリーショートケイクス」などの監督矢崎仁司監督に直談判して、映画を創ったというのです。
こんな頑張り方もあるのだと、びっくりしつつ、一声応援させていただくことにしました。
いらしたお二人は、武田知愛さんと大倉加津子さん。
彼女たちは、なんとかプロの脚本家として頑張っていこうと、ご自分たちで脚本家集団チュープロを立ち上げ、シナリオを書き続けてきました。
今回、この脚本家集団を中心とした5人の脚本家が5つのKISSがおりなす物語「×(KISS)×(KISS)×(KISS)」のシナリオを書いて、矢崎仁司監督に映像化してほしいとねじ込み(笑)、書いたシナリオを映画にしたいという熱意に、監督他色々な方が集まってくれて映画ができたそうです。
まあ、その成り立ちをお聞きしただけでも、根性もの。なかなかできないものです。それだけに映像にしたい!この一心が人を動かしたのですね。
「×××」は5本のオムニバスです。そのうち武田知愛さん脚本「儀式」、中森桃子さん脚本「さよならのはじめかた」、五十嵐愛さん脚本「いつかの果て果て」、「初恋」大倉加津子さんとセンター卒業生4人の方が書かれています。
彼女たちの熱意を感じて、書き続づけるモチベーションを上げようという方、ぜひ見てください。
新宿K‘scinemaで、9月5日から公開です。
努力の人でない私は、他人にも頑張れとは言えないのですが、密かに頑張る人を応援しています。