シナリオ・センターの代表・小林幸恵が、出身ライターの活躍や業界動向から感じたことなど、2006年からほぼ毎日更新している日記です。
シナリオ・センター代表の小林です。なんだかすっかり秋ですね。もう10月、衣替えですから・・・とはいうものの、昨今は、学校の制服くらいで衣替えの概念も無くなってきました。
昨夜は、出身ライターの山本むつみさんが、「コウノドリ」(TBS10/16金曜日夜10時から放映)の特大ポスターをわざわざ持ってきてくださいました。うれしいですね。
綾野剛さん主演の産婦人科医のお話です。ぜひ見てください。
山本むつみさんもコンクールでデビューされたのですが、秋はコンクールの秋でもあります。
10月10日から、土曜日の13:30、3回にわたって公募コンクール対策講座が開講されます。
おなじみの浅田講師が、今回は、新たな形式で募集される「テレビ朝日新人シナリオ大賞」を中心に、コンクール対策の手ほどきをします。
「テレビ朝日21世紀新人シナリオ大賞」から16回目になる今年は、タイトルも「テレビ朝日新人シナリオ大賞」と改め、内容も一新されました。
新たな攻略法も大事ですが、コンクール入選がゴールではありません。スタートラインなのです。
ですから、この「公募コンクール対策講座」で浅田がお教えすることは、一見コンクールに向けてのことに見えますが、スタートラインに立たせるだけでなく、テレビ朝日の公募であれば、入選後の勉強会、その後のデビューまで考えての内容になっています。
先日、「ミソ帳倶楽部」にいらしてくださった出身ライターの清水有生さんは、ご自分が審査されている「創作テレビドラマ大賞」のお話の際に、「審査は、選ぶ人の世界観によるけれど、すべての審査員が必ず同じになるのは、キャラクターの良しあし」とおっしゃっていました。
話は対してうまくなくても、少々陳腐でもキャラクターが優れていると、審査員は、その作者の力を感じるのだそうです。
今までにない新鮮さは、「キャラクター」なんですね。
もちろん「キャラクター」ありきと、シナリオ・センターでは常に言っていますし、今年いらした8人の出身ライターの方々も口をそろえて、ドラマを動かすのは「キャラクター」だとおっしゃっていましたね。
「テレビ朝日シナリオ大賞」は、テレビ・オリジナル配信・映画の3部門で募集されます。
ご自分が書きやすいジャンルを選んで、挑戦してみましょう。
どのジャンルでも「キャラクター」ですよ。
「公募コンクール対策講座」では、具体的に魅力あるキャラクターの創り方をしっかりとお教えします。
目先のコンクール入選だけでなくプラスその先のプロデビューを意識して、「これぞ!」と力を見せられる作品づくりを学びます。