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代表 小林幸恵が毎日更新!
表参道シナリオ日記

シナリオ・センターの代表・小林幸恵が、出身ライターの活躍や業界動向から感じたことなど、2006年からほぼ毎日更新している日記です。

知らない町を訪ねてみたい♪

シナリオ・センター代表の小林です。すっかり秋です、朝のテレビでは紅葉を映し出していました。急に寒くなると、紅葉ってきれいに色づくのだそうですね。この秋は、寒暖の差が激しいので、きれいかもしれません。どっかいきたいなあ。温泉つかってほっこりしたい。
将軍杉 阿賀町
温泉と言えば、今、新潟の阿賀町から一緒になにかできないかなというお話をいただきました。
阿賀町は、新潟の北東にあり福島と隣接し、新潟で3番目に広い面積を有しているそうです。しかもそのうちの9割が森林という日本で有数の空気がきれいな町だそうです。
温泉も豊富で、森の幸、川の幸はもちろんのこと、新潟の米どころですから、お米は抜群、ということはお酒も美味しいというすてきなところ。(笑)
国の天然記念物に指定されている幹の周り19,31メートル高さ38メートルという日本一の杉もあります。
将軍杉といわれるこの杉は樹齢1400年ですって。平安時代から、人々の暮らしを見つめていたのでしょうね。インタビューしてみたいものです。
阿賀町は、皆さんに知っていただきたいと、交通費以外、宿泊食事はご馳走してくださるという就労体験もできるそうです。
私は、一度おたずねして、なにかここで楽しいことができたらいいなあと思っています。

最近すごく世の中が小さくなって、生きにくくなっている気がしませんか。
ネットが発達すればするほど、顔が見えなくなればなるほど、自分の世界だけでものを言う人が増えています。 しかも顔も名前も公表しないで責任も取らないのに、なにかちょっと誰かが自分の想いと違う発言すれば、すぐ批判する、揶揄する。自分の意見を受け入れない人に対しては排他的になる。
ものごとも、人間性も一面でしかとらえられない人が多くなってはいないでしょうか。

自分の世界だけでなく、自分が知らないことをどれだけ広げられるかというのが、創作だけでなく人間性にもかかってくると思います。
外へ出ること、色々な人に出会うこと、他人の話を聴くこと・・・。
私の口癖のように思われていますが、人は誰一人同じではないわけですし、人間はいいところもあれば悪いところもある、やさしいところもあれば意地悪なところもある・・・そんな当たり前のこともわからなくなっていることが世界を小さくしている気がするのです。
公明正大品行方正すべてがパーフェクトの人間がいたら、面白味もなにもない・・・ロボットみたいですね。いつも言っているように魅力は二面性ですから。
黒か白か右か左か二つに一つではなく、黒だって白だって真っ黒、真っ白からうすい黒、うすい白まで多種多色。 グレイという選択肢もあれば、この件についてはちょっと右寄りだけど、あの件については左だったり、一人の中にも色々な考えや想いがあるのです。
そういうことをわかるためには、とことん他人の話を聴くという姿勢を持っていることが大事だと思います。

知らない土地を訪ねてみるのも、その土地の方と出会うのも、小さなことのようですが、自分を広げる、想像力を大きくしてくれることだと思います。

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