シナリオ・センターの代表・小林幸恵が、出身ライターの活躍や業界動向から感じたことなど、2006年からほぼ毎日更新している日記です。
シナリオ・センター代表の小林です。全国的に大雪になりました。今日は私の誕生日。大雪の日、病院にいけず、母は・・・なんてドラマがうまれてたような気がしてきました。(笑)
雪に弱い東京は、今日もバタバタしています。
ここ数年大雪に見舞われたりしているのですから、なぜ抜本的な対策が打っていないのでしょうか。
「喉元過ぎれば熱さ忘れる」体質なんでしょうね、特にお偉方は。儲けることは一生懸命だけれど、お金が出ることに惜しみまくる。
経済界も政界もろくなもんじゃない。惜しむことで大きな事故が起きることは想定内だと思うのですが。想像力の欠如です。
日曜日に126期シナリオ作家養成講座の説明会を行い、全員日曜出勤しました。朝から、2回にわたって説明会をさせていただいたのですが、寒い中、熱心においでくださり、本当に嬉しかったです。
今回、ちょっと遊び心と体験を楽しんでいただこうと、その場でワンシーンをつくっていただきました。
もちろん、シナリオなんてお教えしていません。ですが、シナリオを知らなくたって全員書けるし、結構うまい。
そう、どなたでも書けるんです。
で、そこにシナリオ・センターでお教えするシナリオの技術、カセだったり、キャラだったり、構成だったりを取り込んだら、もっと面白いものが書ける、たまたまうまくいくのではなく、毎回うまくいく(笑)
これが、「シナリオの基礎技術」なんですね。
技術というのは、そういうものなんです。
ですから、基本をしっかり学ぶことが一番肝要です。
書きたいものを、伝えたいものをたくさんの人へ。技術が多くの人へつなげていくのです。
古き良き文化を継承する会の代表をされている根本隆一郎さんが、「ことばこぶ~その言葉に背中を押されて」という本を書かれ、ご恵送くださいました。
根本さんは、元センター生、現在は、映画などの古いポスターなどを保存され、色々なところで展示会などを開かれて、古き良き文化を伝えるお仕事をされています。
30歳から100歳まで年齢に合わせて、偉人の名言を集められました。
例えば、30歳は小説家の城山三郎さん「情熱に年齢なく、情熱の前に年齢は消える」31歳「少しでも興味を持ったこと、やってみたいと思ったことは、結果はともあれ手をつけてみよう。幸福の目は、そこから芽生え始める」ホンダの本田宗一郎さんのことばです。
ちなみに私の年齢は、ミケランジェロの名言です。 「わたしはまだ学んでいる」うーん、深い。学んでいくことがたくさんたくさんあります。
私の大好きだった地唄舞の武原はんさんのことばです。 「稽古して稽古して。これでもかというほど稽古しておかないと安心して舞台に立てません。一つのことを執念を持ち続ければ必ず大きな力になり、執念を失えば何もかもはかなくついえてしまいます」
まだまだです。これからです。明日を信じて皆さん頑張りましょう。
話しは違いますが、説明会後私の誕生日を事務局スタッフがライブつきのお祝いしてくれました。 こんなすてきなこと、うちのみんなはしてくれるんです。本当にいいスタッフに恵まれているシナリオ・センターです。