シナリオ・センターの代表・小林幸恵が、出身ライターの活躍や業界動向から感じたことなど、2006年からほぼ毎日更新している日記です。
シナリオ・センター代表の小林です。すっかり大変な忘れ物していました。ごめんなさい。5日間遅れのご報告になりました。
TBS連ドラシナリオ大賞、やりました!!
ありがとうございます。皆様の努力のおかげで今年も、受賞者8人中6人の方がシナリオ・センター、花盛りです。
大賞 目黒啓太さん「ライフ・タイム・ライン」(通信基礎科修了)
佳作 井本智恵子さん「ゲス会の女王」(作家集団)
佳作 田中徳恵さん「ゲンザイ」(元研修科)
入選 木村涼子さん「マイ・サラダ・デイズ~砥川汁は切なさを隠し味にして~」(元研修科)
入選 三宅大介「目利きの虎」(元研修科)
入選 「久保らの歩く道」(8週間修了)
おめでとうござます!!!!!
TBS連ドラシナリオ大賞は、他局のコンクールとはちょっと違い、作品そのものが放映されることはありません。
あくまで、連ドラが書ける力があるか、発想力があるかを見るためのコンクールで、対象作品はその1点を探すためだけのものです。
ですから、十二竜也ドラマ制作部長が「今回の受賞作はいずれも独創的な視点やテーマ選びが傑出しており、脚本家としてのポテンシャルを大いに感じさせていただける作品でした」とおっしゃっていらっしゃるように、完璧に次代の連ドラを書ける脚本家を探されているのです。
授賞後、入選者全員に勉強会が行われ、チャンスをいただきます。
前回受賞者の渡邉真子さんは、もはや1月20日から始まった連ドラ「悪党たちは千里を走る」(毎週水曜日11:56)を書かれているほどです。
このコンクールから「新参者」「相棒」等の真野勝成さん、「超高速!参勤交代」等の土橋章宏さんや中山智博さん、鹽野佐和子さん、大林利江子さん、宮田幸恵さん、池田奈津子さん、大北はるかさん、三好昭央さん、船橋勧さんとセンターからたくさんの出身ライターを生み出していただいています。
第5回で選ばれた方々は、これから勉強会などを通してプロの道へと邁進されるわけですが、センターで培ったシナリオの技術は盤石ですから、自信を持って臨んでくださいね。
今後のご活躍が楽しみです。
一昨日のシナリオS1グランプリの授賞式でも申しましたが、シナリオ・センターでシナリオの技術をしっかりと身につけられた皆さんは、ゼッタイにプロの力があるのです。
これから大事なのは、感性。ご自分の感性をどれだけ磨けるか、視点をどれだけ広がられるかです。
ご自分の作家性を、どんどん色々なものを見聞きし、好奇心のアンテナを張り巡らして探しだし、大いに鍛えてください。
シナリオ・センターの皆さんに期待しています!