menu

脚本家を養成する
シナリオ・センターの
オンラインマガジン

シナリオ・センター

代表 小林幸恵が毎日更新!
表参道シナリオ日記

シナリオ・センターの代表・小林幸恵が、出身ライターの活躍や業界動向から感じたことなど、2006年からほぼ毎日更新している日記です。

温泉入って考えた。

シナリオ・センター代表の小林です。うるう年で1日多かったにもかかわらず、もう3月になっちゃいました。
シナリオ・センター事務局は、2月最後の日・月曜日に10年ぶりに研修旅行を行いました。
で、3月本日より温泉でピカピカになった気持ち新たに、全員頑張ります。

三津シーパラダイス

社員旅行ではなく研修旅行です。といったところでどうせお遊びでしょと思われるかもしれません。社員旅行の目的とはコミュニケーションをよくするためという名目が多いですよね。

センターは講師を含めると70名以上の大所帯ですが、事務局は、私と所長の後藤を含めて12名しかいません。 その中で朝と夜のシフトで週6日を回転します。
すべての人が同じ時間を共有できませんから、みんながお互いのことを想像して助け合っていかないと、やっていけません。
誰かが大変そうだなと思ったら助ける、自分のテリトリーだけを守るのではなく、全員ですべてを見ていく想像力のある人でないとシナリオ・センターの事務局は務まりません。
なによりもコミュニケーションが大切。
毎日、全員が顔を合わせられる13時に朝礼をして、報告や提案をするのですが長くても10分ほどですし、毎月1回の事務局会議も2時間程ですから、なんだかいつもバタバタ大忙し。
「コミュニケーションが大事」と言うことは簡単ですが、そのためには、ちゃんとお互いの背景・事情を想像できないとダメなんですね。
私が他の会社でやらせていただいている研修と同じです。(笑)
ありがたいことに、昨年の創立45周年・新井一生誕百年で全員が同じように大変な思いをしたおかげで、すこぶるコミュニケーションはよくなりました。
一人バイトが欠けたこと、もうすぐ退職する人がいることでお互いを想いやる気持ちが強くなりました。
コミュニケーションはばっちりです。
なので、
研修旅行は必要ありませんでした。(笑)

でも、伊豆へ旅行へ行きました。クドカン「ごめんね、青春」の舞台へ。
コミュニケーションのいい私たちが考えるべきことはひとつ、
4月から皆さんのモチベーションを上げるためにはなにをすればいいか。
これは毎年のテーマでもあります。
私たちの一番の仕事は、皆さんの書き続けられる気持ちが高揚できる環境を作ることなのです。
申し訳ないことに教室は表参道らしからぬカッコいい環境ではないのですけれど(笑)、ちょっと立ち止まった方や立ち止まりそうな方の背中をさすったり、押したり、叩いたりしていくために、私たちに何ができるかを常に考えています。
昨年の創立45周年パーティ、新井一賞、「新井一の四の五の言わせて」カード、隠れ課題、ミソ帳手帳もその一つでした。 

で、今年はなにをしようかと、イルカに餌をあげながら、伊豆の宿で温泉に入りながら考えました。
皆さんに書き続けてもらうための知恵を出し合いました。
さあて・・・その効果は?4月からのシナリオ・センターのイベントをお楽しみに。

過去記事一覧

  • 表参道シナリオ日記
  • シナリオTIPS
  • 開講のお知らせ
  • 日本中にシナリオを!
  • 背のびしてしゃれおつ