シナリオ・センターの代表・小林幸恵が、出身ライターの活躍や業界動向から感じたことなど、2006年からほぼ毎日更新している日記です。
シナリオ・センター代表の小林です。今日もまた春遠からじとは思えども・・・さむう。
今日はなんだか仕事にならないのです。何故かというと、防犯防災のためにセコムを入れているのですが、新しくシステムに変えるための工事が急に入ったからです。
全然連絡もなく工事といわれてもね・・・たぶん、営業(?)の方の連絡ミス、ちょっとムカッときました。(笑)
でも、工事の方がとてもいい感じの方で丁寧な対応をしてくださったので、わざわざいらしたのに工事ができないのでは、なんだかとても申し訳なくなり、できる範囲の工事をしていただくことにしました。
仕事って、結局人柄なのですね。
これが感じの悪い人だったら、断固帰っていただいたかもしれません。自分自身も戒めなくては。
受講生の方々にはご迷惑をおかけしましたが、とりあえず半分ほどの工事が終りました。
ご迷惑をおかけし、失礼いたしました。
そんな中、出身ライターの柏原寛司さんが、またまた新井一脚本の映画ポスターを競り落として持ってきてくださいました。
映画は、「アワモリ君乾杯!」アワモリ君シリーズの2作目です。
シリーズ1作目は、ドンドン競りあがって1万円以上にもなり、競り負けたとか。(すごー!!)
古い映画ポスター好きの方っていらっしゃるんですね。
柏原さんのおかげで、新井一脚本の「落語野郎シリーズ」「駅前シリーズ」などのポスターが、イベントなどでは大いにシナリオ・センターを盛り上げてくれています。
この「アワモリ君」は、御巣鷹山のあの飛行機事故で亡くなられた国民的歌手坂本九さんが主演で、当時の人気歌手総出演のちょっとミュージカル仕立て(?)。
この後のクレイジーキャッツの映画「無責任男シリーズ」で、歌ったり踊ったりしたのは、古澤憲吾監督が「アワモリ君」で始めてやって成功したからなのだそうです。
歌あり踊りありの喜劇映画の発祥映画だと柏原さんからお聴きして、嬉しくなりました。
残念なことにこの「アワモリ君」シリーズはビデオ化もDVD化もされていないのだそうです。
私の記憶の中にあるだけのようで、寂しい。(-_-;)
柏原さんを中心に5人の監督がオムニバス映画を創りました。題して「6月6日」
とある霊能者はその日を「この世に魂が宿った日」とした。
「その日」に繰り返される戦いの輪廻。
そして、時空を超えて行き着いた先には人類の最終章があった・・・。
1848年、1945年、2011年、2012年、2095年、2495年・・・それぞれの監督が戦いの輪廻を描きます。6つのエピソードによって構成されたバトルアンソロジー「6月6日」
5月25日から公開ですが、一度柏原さんにお話を伺いたいなあと思っています。
なんとなんと、この6本の中で柏原さんは時代劇を作られているんです。
私の予想では「あぶデカ」風かなと思ったんですけれど。(笑)
まさかの時代劇づくりのお話からオムニバスを創られたのはなぜかとか、脚本家とは、監督とはとか・・・色々お聴きしたいことがいっぱいなので、是非機会を持ちたいと思います。お楽しみに。
前売りチケットもご厚意で1200円のところ1000円でセンターで販売もしています。
柏原ファン必見です。