シナリオ・センターの代表・小林幸恵が、出身ライターの活躍や業界動向から感じたことなど、2006年からほぼ毎日更新している日記です。
シナリオ・センター代表の小林です。4月はあっというにすぎて、もう中旬です。
3月4月は、人の出入りや事件が多く、寂しかったりにぎやかだったりと、時間だけでなく、心もあちらこちらに飛んで忙しいです。
熊本は、震度5などの大きな余震(?)が相変わらず続いています。
東京にいる私たちですら、地震速報にはドキッ、ビクッとしますし、2011年の揺れを思い出すと体がまだ反応するくらいですから、常に揺れている状態に近い被災地の皆さんの身体や心は大丈夫なのかと心配です。
なのに、阪神大震災の、中越大地震の、東日本大震災の経験を活かしているとは思えない政府の対応に腹が立ちます。
この上、原発がなにかあったらどうするのでしょうか。少しでも被災者の方々の心を軽くするためにも、危ないものはとりあえずすべて取り除くくらいの配慮があってもいいのではないでしょうか。本当にお上には想像力のない人が多すぎます。
後手後手に回り、想定外だったなどという言い訳を聴くことがないように切に切に祈ります。
今のところ、ボランテイアにお伺いすることも、物資をお送くりすることもウエイティングの熊本ですので、「できることをやる」という意味では、東京は東京で、活性化を考えて、側面援助するしかありませんね。
東京だけでも数えきれないほどのゴールデンウイークに色々なイベントが行われます。
全国だったらどのくらいの数になるのでしょう。
食欲組は、肉フェスト、大江戸ビール祭、ワールドウイスキーハイボールミッドパークカフェとか。 海外へはいけないけれど・・・という方には、お台場ハワイフェスとかピーターラビットハッピーガーデン、イルミネーションクルーズとかでちょっと味わいを。
子供と一緒に夢の鯉のぼりを飾ろう、名探偵コナンINJOYPARK、ソラマチ大道芸とか。
社会を考えるなら、災害体験、体験者が語る、映像が語る戦争の記憶など。
自然を堪能したい方には、昭和公園チューリップフェス、亀戸天神藤まつり、根津神社つつじ祭りとかいろいろあります。
ゴールデンウイークにお時間のある方は、じょうずに探されて楽しまれるとよいかと思います。
私の友人の開催する「京ことば源氏物語」の朗読会も5月1日午後二時から、亀有藍ホール(JR常磐線亀有駅南口徒歩4分)で行われます。
雅な京言葉で語る源氏物語もなかなか風情のあるものです。今回は「第二十五帖 蛍」玉鬘のお話です。
平安の時代、物語はもともと読むものではなく、聴くもので、語りの担い手は高位の女官「女房」でした。そのイメージを、そのまま味わってみてください。
心穏やかに、ちょっと雅(みやび)なまったりとした時間を過ごすことができます。