シナリオ・センターの代表・小林幸恵が、出身ライターの活躍や業界動向から感じたことなど、2006年からほぼ毎日更新している日記です。
シナリオ・センター代表の小林です。今日は暖かな御日和で・・・。
ちょっと暖かくなると、なんか浮かれますね。
今週末にお花見をしようという計画があるのですが、この早い満開状態に、きっと週末頃は散り際か葉桜・・・悩ましい。(笑)
そこで、八重桜はどうかと、赤坂弁慶橋の八重桜をみにいきました。こちらは0,5分咲き。
染井吉野は散り、八重桜は咲かず・・・で、さて、さて花見はどうする?ま、飲めればいいわけで。
毎晩、散歩へいくたびに、桜に酔いしれている、浮かれている方々との出会いに、愛犬はるは怯えていますけれど、ママも今週末は同じ穴のムジナになっちゃいそうです。(笑)
「なんだか遠出したら道に迷っちゃって・・・。」桜に誘われたわけではありませんが、25年前にどこかへいってしまった母親が突然帰ってくるお芝居、演劇集団池田塾本公演「母、帰る」が上演されます。
菊池寛の「父帰る」ではありません。「母、帰る」出身ライターの佐藤万里さんの脚本です。
4月17日から21日まで、高円寺の明石スタジオで上演されます。
「ただいまぁ、やっぱり、家(うち)っていいわねえ」
これって、母だから言えるセリフです。父は言えません。ドラマのツボです。
母と父の違いは大きいんです。佐藤万里さんが、そこのところ、ちょっと悲しくって面白い家族模様を展開してくれます。チケットはhttp://www.ikedajuku.com/ 是非ご覧下さい。
今日のほぼ日「今日のダーリン」で糸井重里さんが、
「拾うより、捨てる。寄せるより、放す。吸うより、吐く。怖がらずに、これができるようになったらいいんだけど、いまだに、これが、なかなかやれないものなんだよねー。」
人生極めつけの言葉だと思い、ちょっと書かせていただきました。
ちょっと前に流行った「断捨離」ではないけれど、人間というのは欲深いですから、なかなか自分のそばから、捨てたり、放したりできないんですよね。
シナリオだって、書き足すことは案外できやすいのだけれど、書いたものを削る作業はなかなかできない。
そこがうまくできるようになるには、客観的にみられるかどうかなんです。
とはいえ、自分が書いたものを捨てるのは難しい。客観って、簡単なようで難しい。
はあ、凡人の私としては、頑張って試みますけれど・・・せめてまずできるのは、息を吐くことくらいかも(笑)。
長く細く吐くことは、健康にいいようなので、せめてせめて、深呼吸から始めます。