子どもからお年寄りまで、すべての人にシナリオの力を!
あなたの毎日に役立つシナリオの活用例がここにあります。
5月28日の土曜日に、お休みを頂いて長野へ行ってきたシナリオ・センターの新井です。
出張ではありません。遊びです。
わざわざ、長野までTheYellowMonkeyの復活ライブに行ってきました。そうです、イエモンです。解散から12年ぶりに復活したイエモンを観に長野まで行ってきました。実を言うと、7月にも8月にもライブに行きます。もはやグルーピーです。そんな自分がちょっと…いや、相当恥ずかしい。
高校生以来にライブを観て感じたことがあります。イエローモンキーは、ダサかった。そして、ムチャクチャ、カッコよかった。ダサさの向こう側は、こうもカッコイイものなのかと思いました。
みなさん、自分のシナリオに、それなりの自信と自負がありますよね?でも、心のどこかで「やっぱイマイチかも…」なんて思っていませんか?チラッとだとしても。私なんて、自分がやることなすこと、いつでも「イマイチかも…」「だせぇ~かも」と不安でしょうがありません。
でも、ダサいの向こう側には、カッコイイに繋がる道があることに気づいたんです。
TheYellowMonkeyの曲って、よくよく考えるとかなりダサイ。だって、メジャーデビュー曲の『Romantist Taste』の歌い出しなんて、
「虹の出るマシンガン と声を出して カンバセーション~」
とかですよ?ダサくないですか??
しかもこの曲、当時25、6歳くらいの吉井さんが作った曲です。それを50歳になろうという吉井和哉が歌うんです。例えば皆さんであれば、10年、20年も前の作品、胸をはって発表するようなものです。できます?なかなかできませんよね?
でもね、イエモンがやるとね、ライブでやると、もうね…涙出ちゃうくらいカッコイイ!
今回のライブ、ギターのフレーズも、ベースのフレーズも、ほぼオリジナルフレーズなんです。
これって、バンドをチラッとでもやったことある方は、実感すると思うんですが、慣れた曲ほどフレーズって変えたくなるんです。でも、今回のライブのフレーズほぼ変わってません。つまり、かつての自分たちのフレーズを変えるのではなく、円熟味を加えるというアップデートに徹しているんです。
歳を重ねるってカッコイイ!
そして何より、あの4人のおじさんたち。あのおじさんたちにしか出せない音なのが、もうね、かっこよくてしかたないのです。イエモンの曲なんて、アマチュアはもちろん、プロがカバーしてもそんなにカッコよくならないですもん。なんせ、本人達が俺らの曲は他の人がやるとダサいって言っているくらいですから。
で、私、思いました。人のやることなんて、だいたいダサいんじゃないかって。もちろん自分も含めて。
そのダサさをカッコイイまで持っていくのって、「これが私のカッコイイなのだぁ~」って言い切る気持ちと、伝える技術なんだと思うんです。吉井さんも「俺たちが思うカッコイイロックンロールを届ける!」ってライブで言ってたし。
だから、誰もが自分のダサさに揺らぐ必要はないんです。必要なのは伝える技術なんだから。伝えたい想いと、その思いを支える技術が合わさると、人の心を動かすのです。
「よくもまぁこんなにダサいものを、かっこよくしたね!」って。
「君にしかできないね!」って。
イエモンのライブを観て、そんなことを思ったシナリオ・センターの新井でした。皆さんも、ダサさの向こう側へ繋がる伝える技術を、シナリオ・センターで身につけてくださいね!
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