シナリオ・センターの代表・小林幸恵が、出身ライターの活躍や業界動向から感じたことなど、2006年からほぼ毎日更新している日記です。
シナリオ・センター代表の小林です。ここ数日いかにも梅雨らしい雰囲気の東京ですが、気分的にも全世界的にうっとおしいというか、鬱々することばかりが多くて・・・いやな時代です。
だからこそ、7月の参議院選はちゃんと向き合わなくては思います。
投票をお忘れなく!
また、九州地方は豪雨になる予報です。いったいいつまでどこまで続くのでしょうか。
出身ライターの上代務さんからメールをいただきました。
上代さんは、2011年東日本大震災から毎年のように被災地を訪ねられています。東北はもう何度おでかけになったのでしょうか。
その都度、被災地への応援をこめて、シナリオ・センターへ、そこでお買い求めになった名産をたくさん送ってくださいます。上代さん流の被災地応援。
今回は熊本から、クマモンの宅急便の箱が送られてきました。熊本で人気のお菓子がたくさん詰め合わせられて・・・。
上代さんの応援の一端をあっという間にいただいてしまうシナリオ・センター。すみません。いつもありがとうございます。
上代さんが、受講生の皆さんに先輩として、とても大事なお言葉をくださいました。
「また時間を見つけて出かけて行きたいと思っています。九州にも、東北にも。
センターの皆さんも是非足を運んでください。
その土地に、その現場に立たねば見えないものがあり、その風に吹かれねば感じられないものがあります。
それは創作者には絶対に必要なものなので、生徒さんにも、ぜひ行動するようにお伝え頂ければと思います。
リアルを知ってこそ、フィクションに奥行きが出るのですから。」
この夏のサマーセミナーは、シナリオハンティングを行います。
「え~、この暑いのに~歩きたくな~い!」という方もいらっしゃると思います。長期予報では、猛暑らしいですからね。(笑)
ですが、上代さんがおっしゃるように、創作者であるならば、その土地に、その現場に立たねばみえないもの、その風に吹かれねば感じられないものを、きちんと自分の身体で、頭で、心でみつけてくほしいと思います。 あなたの大好きなイメージキャストとともに、表参道をシナリオハンティングしましょう。
「歌は世につれ、世は歌につれ」といわれますが、表参道も時代によって変わってきています。私の表参道の強いイメージは、1970年代。セントラルアパート。 今の東急プラザ表参道のあったところにあり、当時一世を風靡したアーチスト、デザイナー、カメラマン、コピーライター、スタイリストなどが集まっている大人の場所でした。20代そこそこの私が足を踏み入れるには勇気がいっぱい必要だったところでした。私は、そんな世界定めから考えていこうかと思います。
あなたの舞台は、どの表参道ですか。サマーセミナーで、今まで見えないものをみて、感じられなかったものを感じましょう。