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代表 小林幸恵が毎日更新!
表参道シナリオ日記

シナリオ・センターの代表・小林幸恵が、出身ライターの活躍や業界動向から感じたことなど、2006年からほぼ毎日更新している日記です。

落語を極めよう

 シナリオ・センター代表の小林です。猛暑、猛暑で押されまくりの2・3日が嘘のような今日の東京。体調、壊しそうです。
熊本の被災地の皆さんや、5年経っても仮設から出られない東北の皆さんを想えば、贅沢な愚痴だとは思うのですが・・・。
日本中の人が等しく幸せになれることは、難しいです。でも、格差が広がるばかりでは「やってらんねぇ!」気分になっちゃいますよね。生活の貧困も精神の貧困も、人を変えてしまいます。
みんな一緒にはならないけれど、それでも他人へのおもいやり、想像力を持てば、自分のことだけでなく考えられます。
特に上に立つ人ほど、想像力を持たなくてはいけません。
他人を想う心を持っている人を選びたいものです。参議院も都知事も。
 アマチュア落語

元気が欲しいときは落語が一番です。私は明後日は小さん一門の七夕落語会にいきます
6月は歌丸師匠の独演会にいくつもりが、仕事が入っていけず、泣く泣くチケットを譲ったので、明後日は、ゼッタイに打ち合わせなどいれません。お断りします。(笑) 

落語が好きな人は私だけでなく講師の中にもたくさんいます。柏田は、オーソリティーですね、まあ、よく知っています。時代小説にも使っていますしね。横浜教室の相川もすごい通。
新井一は、落語を基にたくさんの喜劇を書いてきました。
名作といわれる「雲の上団五郎一座」でも「らくだ」をやっていましたし、映画「落語野郎シリーズ」はもろ落語ネタのオンパレードで、落語家オールスターキャストでした。
新作落語「やまのあなあな・・・」で売れっ子だった当時の歌奴、現在の円歌師匠は、この落語野郎シリーズで、番町に家を建てたと枕に使うほど。(笑)

落語は、面白いだけでなく人情話、夏なら怪談話「牡丹灯籠」もありますし、シナリオを目指す方には、楽しみながら勉強になります。

聴きに行くことだけでは飽き足らなかったのか、作家集団の室岡ヨシミコさん、落語を演じちゃいます。
7月9日(土)15:00神保町三省堂で。 急に書店で落語をやるって?どうしたの?
実は、室岡さん「アマチュア落語に挑戦する本!独学なのに3ヶ月で1席できます」(言視BOOKS刊)という本を出したのです。
この本通りに三省堂で落語を演じられるそうですが、この本めちゃくちゃ面白いです。
こんなに落語をわかりやすく、自分もできるって思わせる本はないですね。私も早速「たらちね」に挑戦してみたい気分です。

友人の小学校では、「寿限無」を子供たちに暗記させています。子供たちの覚えは早くて、皆で合唱(?)して教室中が大騒ぎになって、楽しいクラスになるのだそうです。 落語は楽しみながら、社会勉強にも人間関係にもあらゆることに役に立つと小学校教師はいっています。 

落語にまだ縁遠い方は、まずはこの本から。次には寄席に行ってみてください。(寄席の入り方も本に書いてあります)

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