シナリオ・センターの代表・小林幸恵が、出身ライターの活躍や業界動向から感じたことなど、2006年からほぼ毎日更新している日記です。
シナリオ・センター代表の小林です。今日はお盆の入りなので、麻布にある新井一のお墓にお迎えに行ってまいりました。お墓から直接出社したので、新井も一緒に出社。(笑)
本日シナリオ・センターでみなさんの様子をニコニコしながら見守っていることでしょう。
大好物の麻布十番の浪花屋のたい焼きも買い、御供養とばかり事務局一同でいただきました。
東京は7月がお盆ですが、大方は8月ですね。どうしてかなあと思い、調べてみたら、案外面白味のない理由でした。(笑)7月15日というのが旧暦のお盆だそうです。東京他20%くらいの地方は新暦になっても7月15日で通していて、地方が8月というのは農業の時期に合わせてということだそうで・・・。
法要の時に、亡くなってもいつも思い出してもらえる仏様は格が上がるのだというお話をお坊様からお聞きしたことがあります。 新井のことは、四六時中考えているし、シナリオ・センターの中では生きているが如くの扱いだし・・・新井は、相当格の髙い仏様になっているはずです。 はじめちゃんをご本尊に、宗教法人になっちゃおうかな、税金払わなくていいし・・・なんて、不届きなことも考えてしまうお盆です。(笑)
「第2回ジュブナイル脚本大賞」(締切8月16日)募集を始めました。
「ジュブナイル」というのは、少年少女向きという意味で、子供たちに良質の映画を見せたいという趣旨からドラマデザイン社さんが始めた脚本大賞です。
主催されているドラマデザイン社さんは「アニメではジブリ作品初め多くの良質な作品が生み出されていますが、実写に関しては、子供やローティーンを対象とした映画やテレビは数えるほどしかありません。
ファンタジー性に富んだアニメとは違い、よりリアルな実写手法で子供の心理を描くことができる映画・・・。それと出会うことは多感な時期の子供たちに得難い体験をもたらします。
私たち映像業界で働く人間は、次代を担う子供たちに、そうした良質な実写を残していくべきだと思っています」と趣旨を述べられています。
第1回ジュブナイル脚本大賞に輝いた映画「がらくた」は、センター生の永井優唯さんの作品です。
香川が舞台なので、5月から香川県のイオンシネマ宇多津で公開し、評判もよく7月20日までロング公開しています。
次はあなたの作品が映画になるように、挑戦してみてください。
このコンクールは、少年少女時代に良質な映像を見せることがどんなに大切かということを問うているコンクールだと思います。 昨日も同じことを言っていますが、子供たちの未来のために、大人がどれだけ想像力が広げられるか、大人が試されるときです。子供たちの未来は、私たち大人が握っているのです。