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代表 小林幸恵が毎日更新!
表参道シナリオ日記

シナリオ・センターの代表・小林幸恵が、出身ライターの活躍や業界動向から感じたことなど、2006年からほぼ毎日更新している日記です。

どこでもいつでも

シナリオ・センター代表の小林です。先日大阪の帰りに、新幹線で爆睡したせいでしょうか。腰が痛くなり、鍼や整体に行ったら、お尻が驚くほど凝っているとどちらにも言われ、「お尻の凝り」?いったい私は何をしたのでしょう。みな様もお気をつけください。(笑)

隠れ菊 ママゴト

NHKBSプレミアムからドラマのチラシをいただいたのですが、裏表でふたつのドラマが紹介されていました。
ひとつは「隠れ菊」(毎週日曜日22:00 9/4スタート)、もうひとつは、「ママゴト」(毎週火曜日23:15 8/30スタート)。
なんと、そのどちらも、センター出身ライターの方でした。 「隠れ菊」は国井桂さん、「ママゴト」は杉原憲明さん。なんだかとてもうれしいチラシです。 

「隠れ菊」(連城三紀彦原作)を国井桂さんが描きました。
女性の芯の強さを描いたお話で、夫の愛人から離婚届を渡された主婦が、離婚の代償として愛人からお金を出させて、倒産寸前の老舗料亭の女将として、元夫を板前として使いながら、様々な困難に向かっていきます。
女性として、一人の人間としてすごく魅力的な主人公を軸に見応えのあるお話に国井さんが盛り上げています。女性版「下町ロケット」(?)みたいで次々降り注ぐ困難を克服していく姿が楽しみです。

「ママゴト」(松田洋子原作)は、杉原憲明さんが脚色され、中田秀雄監督がメガホンをとりました。
親友の子供を押し付けられたスナックのママの主人公と親友の子とのママゴトのような疑似家族を描いています。
つらい過去を持っているがゆえに適当に生きようとしている主人公が5歳の子供をいやいや育てているうちに変わっていきます。
「渡る世間はみーんなオニにばかりなんよ」とばかり、辛い目にたくさん合うふたりなのですが、それでも、「明日があるさ」と感じられる、気持ちが暖かくなる素敵なドラマを杉原さんが描いています。

NHKのチラシではありませんが、新聞の新刊紹介広告が好きでよく読むのですが、最近みていると、必ずと言ってよいほどセンター出身の方の書籍広告が載っています。
昨日の朝刊には、原田ひ香さんの「東京ロンダリング 失踪・com」が、一昨日くらいは北川哲史さんの「吉原の夕 風流大名」が、大阪では柏田道夫さんの「しぐれ茶漬~武士の料理帖~」が・・・という具合。

シナリオだけでなく小説の世界でも、シナリオ・センター出身の方々が活躍されています。 原作も脚本もみーんな出身ライターがっていう時代がやってくるのかも。すてき!(笑) 

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