シナリオ・センターの代表・小林幸恵が、出身ライターの活躍や業界動向から感じたことなど、2006年からほぼ毎日更新している日記です。
シナリオ・センター代表の小林です。今日も雨模様。ちょっと涼しい東京です。
羽ノ浦和美さんから、嬉しいお便りが届きました。
羽ノ浦さんが書かれて、7月末に放映された溝端淳平さん主演の「幸せなら手をたたこう~名曲誕生の知らざる物語~」(NHKBS)がNHK編成局長賞をいただいたそうです。
この日記でもご紹介したように、坂本九ちゃんの大ヒット曲、誰でもが知っている「幸せなら手をたたこう」の誕生秘話をドラマとドキュメンタリーで描いた番組でした。 歌詞に込められた平和への願い、知られていないフィリピンで日本が犯した罪などが何気にちりばめられた戦争がいかに人の間を切り裂き、歌が人を結びつけるか、しみじみ感じられる番組でした。
再放送もあるようですので見逃された方は、是非見てください。
歌つながりではありませんが、作家集団の葉月けめこさんと源祥子さんお2人が構成されたとても面白い本を持っておいでくださいました。
題して「『大人のカラオケ』選曲名人」(富沢一誠編著・葉月けめこ+源祥子構成・言視舎刊)
音楽評論家の富沢一誠さんと葉月さん源さんが、実際のカラオケで歌われている曲ベスト30をアーティスト別にわけて、3人で語り合い、様々な情報やうんちくを交えながらお勧め曲を選定してくれる本です。
一人カラオケも最近では流行っていて、自分の好きな歌だけ歌うというのもありですが、とはいえ、友人同士、家族だったり、仕事の接待だったりと、一緒に行く方との状況にあわせて選曲するのは、案外大事ですよね。
「大人の~」とついているだけに、最近の曲もありますが、1960年から80年代の誰でもがよく知っている曲が多く、「何を歌ったらいいかわからない」という方の悩みを解決、マンネリ打破、レパートリーが広がると、良いことづくめ。
この本であなたの持ち歌を作ってください。
私はあまり行かないのですが、たまにカラオケに連れて行かれても、レパートリーもなく、歌の名前はおろか歌手の名前もすぐ出てこないテイタラク。
なので、何を歌いたいかというより、探すだけでも一苦労なんですね。
それでも、若いときの歌は不思議と身体に浸みこんでいるのか、歌えるから不思議です。認知症になった方が、童謡は歌えるというのに近いかも。(笑)
フォークソング、歌謡曲・演歌、ニューミュージックと幅広いジャンルで、それぞれの歌手のカラオケで歌われるベスト30を、このベスト1より、28番目の曲の方が受けるとか、この曲は難しいとか優しいとか、どんな人が合うとか、誰かが歌った曲の次はこの曲を歌うといいとか・・・いやいや事細かいに・・・勉強になります。
これからは、高橋真梨子さんの「foryou」は歌わないことにしよう。(笑)