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代表 小林幸恵が毎日更新!
表参道シナリオ日記

シナリオ・センターの代表・小林幸恵が、出身ライターの活躍や業界動向から感じたことなど、2006年からほぼ毎日更新している日記です。

外郎売

シナリオ・センター代表の小林です。秋晴れなのですが、妙にねっとり暑い。なんだかおかしな気候続きで、体調を壊していらっしゃる方も多いようです。
月刊シナリオ教室の「お役立ち情報」を書いて下さっている出身ライターの村田裕子さんが次の取材先の小田原からお土産を持ってきてくださいました。
お土産は、なんとお菓子の外郎と薬の外郎でした。

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ご存じですか?外郎(ういろう)って、歌舞伎の外郎売でも有名ですが、お菓子としては名古屋の名物だとばかり思っていたのですが、この小田原の外郎が本家らしいのです。
薬の外郎が良く効くので、その昔北條早雲に外郎藤右衛門と名乗ってよいとお墨付きをいただいたとか。
お菓子の方が後らしくて、きっと苦い薬の口直しにしたのではと・・・勝手に思いながら、美味しくいただきました。
この外郎はもちもちしてなかなかの味わい。食べ過ぎたら薬の外郎を飲むといいうのかな?
外郎の話しではないと思うのですが、次号あたりに小田原城のお役立ち情報が載りそうです。お楽しみに!
ミソ帳倶楽部 内館さん

ドラマ誌10月号で、久々に内館牧子さんのシナリオが掲載されていました。
小説「終わった人」(講談社刊)が(昨年ご紹介させていただきました)ベストセラーとなり、お忙しい内館さん、お身体は大丈夫かといささか心配ですが、昨年の「エイジハラスメント」以来久々にテレビドラマを描かれました。

今回、大阪へ行く前にお知らせすべきだったのですが、申し訳ありません。10月2日日曜日のお昼14:00から放映されてしまいました。

ご覧になられた方も多いかと思いますが、「CBCテレビ開局60周年記念スペシャルドラマ ハートロス~虹にふれたい女たち~」
このハートロスは、私の大好きな福山雅治さんが結婚した時に起こった「マシャロス」をヒントに書かれたそうです。 私はファンですが、さすがマシャと結婚する願望はなく(できねぇだろう!!(笑))、もし私の嫌いなタイプの女性だったら、ちょっとムカッとしたかもしれませんが、幸いに心から「おめでとう」と祝福しました。
でも、友人の中には、やはり気落ちした者もおり・・・この内館さんの「ハートロス」を見て、なるほどと思いました。
私は、ものごとに熱することが少ないので、おっかけ心理というものはわからないのですが、内館さんは女性心理のつかみ方が、本当にうまい。
内館さんの脚本を拝見すると、「40代の女性たちの心の空洞」をテーマに、それぞれのキャラクター、シーンシーンの見せ方のうまさはさすがです。
内館さんがいつもおっしゃるようにストーリーを描くのではなく、シーンを描く、キャラクターが動くというのはこういうことだというのがよくわかります。

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