シナリオ・センターの代表・小林幸恵が、出身ライターの活躍や業界動向から感じたことなど、2006年からほぼ毎日更新している日記です。
シナリオ・センター代表の小林です。秋晴れの連休とはいかなかったようですが、10日の体育の日は、ほぼ全国的に秋晴れだったようで、この日を体育の日に決めたのは統計的に晴れが多いからとのこと。「なるほど!」と、たまに政府の決め事に感心してみました。(笑)
東京はすっかり秋。衣替えをしていない私は、夏からストーンと秋になってしまって、なにを着ればいいのか右往左往しています。風邪ひきさんも多くなりそうですね。気をつけましょう。
アニメ映画「君の名は」の爆発的ヒット。涙が止まらないという方が続出のこのアニメ映画、今年のトップになりそうですね。
アニメと実写ではどう違うのか・・・よくいただく質問です。
そんな声にお応えして、11月から始まるのはアニメ講座。
基礎ですけれど、色々なジャンル、様々な世界観を、ジャンルの違うアニメを書かれている先輩ライターの方々にお話ししていただこうと考えました。
あなたを活かせるジャンルを探す手立てにもなりますし、アニメシナリオに共通して必要とされている力も学ぶことができます。
たくさんのアニメを描かれている先輩たちのお話は、アニメを描くために、あなた自身が何をすればいいのか・・・明確に答えを見つけてくれることでしょう。
アニメのシナリオは、シリーズ構成の方をメインに各回を描かれる方と何人かとチームを組みます。それだけにアニメライターの活躍の場所はたくさんあります。
1回目11/8は、「弱虫ペダル」などを執筆されている「広田光毅さんの流儀~汗と涙と仲間だ!」
2回目11/15は「らき☆すた」などを執筆されている「待田堂子さんの流儀~キラキラはじける女の子の気持ちっ!~」
3回目11/22は、「ちびまる子ちゃん」などを執筆されている「田嶋久子さんの流儀~ほのぼの日常とキャラもの~」
4回目11/29大トリを務めてくださるのは、「フレッシュプリキュア!」などを執筆されている「前川淳さんの流儀~キャラよ。さあ、バトルだ!」
先輩のみなさまのお力をお借りして、受講生の皆さんがアニメの世界で活躍できるよう頑張ってほしいと思っています。
ここまで書いていたら、大先輩柏原寛司さんが、ふらりと新井一脚本の「おトラさん」のポスターを持ってきてくださいました。
いつもいつも本当に嬉しくありがたいです。
柏原さん監督の映画「キリマンジャロは遠く」が10月29日公開されます。こちらは脚本ではなく監督のみだそうですが、撮影の中でずいぶんと脚本をかえてしまったとか・・・さすがあ!(笑)
アニメでも映画、テレビの「ルパン三世」「名探偵コナン」などたくさん書かれていらっしゃいます。
悲しいお知らせがあります。 「名探偵コナン」等を映画、テレビとずーっと描かれていた出身ライターの古内一成さんが亡くなられました。享年60歳。まだまだご活躍できるお歳でしたのに。 奥様もシナリオ・センター出身。奥様とお話ししながら、30年近くの年月が経っていることも忘れてしまいました。とてもとても残念です。合掌。