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シナリオ・センター

代表 小林幸恵が毎日更新!
表参道シナリオ日記

シナリオ・センターの代表・小林幸恵が、出身ライターの活躍や業界動向から感じたことなど、2006年からほぼ毎日更新している日記です。

シナリオ・ワークショップ

シナリオ・センター代表の小林です。すっかり秋になりました。
紅葉情報もあちらこちらで出てきました。桜とはまた趣が変わって、紅葉は心の中に爽やかな風をくれる感じがします。 
東京経済大学

シナリオワークショップをやっています。今年最後の講座になりました。
10月シナリオ8週間講座は10月29日土曜日の開講です。
本当に時の経つのは早い・・・この10月シナリオ8週間講座がおわるのは、12月17日ですもの。
来年の自分に向けて、シナリオを書いてもらいたいと願っています。

シナリオワークショップは、シナリオってどんなものというところから始まって、設定のあるシナリオのワンシーンを描いていただきます。
一クラス8名前後がリミットです。なぜなら始めて書いたシナリオを初めて会った人たちと共有するのは、それなりの雰囲気の中で、それなりの気分にならないと勇気が出ないものだからです。(笑)
ですが、最初に、初対面の方と仲良くでき、発想の湧かせ方がわかるゲームから始まるので、あっという間に和やかな雰囲気になります。
簡単なシナリオの形式とポイントを話して、シナリオを書いていただきます。
それを発表していただくのですが、毎回感心するのは、わずか20分ほどの時間でみなさん、本当にうまく書かれます。
創作には正解がありませんから、0点100点という点数も、うまい下手もないのです。しかも全員がまったく違うものを描かれるのですから。
この「全員が違うものを描く」ということが、創作の面白さなのですね。
人は誰もみんな違う。同じ感性、想い、表現、考えはありえないのです。
ワークショップで感じていただきたいのは、ここなのです。
自分は、決して他人と同じものを描くことはない。だから自信を持って創作に臨んでいただきたいのです。

大ヒットを飛ばしている映画「シン・ゴジラ」や「君の名は」だって、素晴らしいと何度も何度も観る方もいらっしゃるけれど、一方、必ず面白くない、わからないという方もいらっしゃる。面白いという人でも、面白いと思うところが違ってもいます。
それが当たり前です。
これだけたくさんの人に観てもらえるということが大事なのですが、100%素晴らしいといわれることはどんなものでもありません。
ですから、自信を持ってご自分の書きたいものを描くことです。
でも、ここがポイントなのですが、自分の想いだけでは、他人に伝わらない。
たくさんの人に伝えるには、伝えるための技術が必要なのですね。それがシナリオ・センターでお教えしているシナリオの技術なのです。
ご自分の想いを伝える表現方法を身につけて、昨日と違う自分を見つけてください。

過去記事一覧

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