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代表 小林幸恵が毎日更新!
表参道シナリオ日記

シナリオ・センターの代表・小林幸恵が、出身ライターの活躍や業界動向から感じたことなど、2006年からほぼ毎日更新している日記です。

シナリオの技術だからこそ

シナリオ・センター代表の小林です。ちょっと春を感じる朝でしたのに、案外温度は上がらず、盛り上がろうとしたのに盛り上がれなかったドラマみたいな気がしてしまいました。(笑)

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今日は、「一億人のシナリオ。プロジェクト」のひとつ「シナリオの技術で営業力2割増講座」のプロモーションを16人の方々にご参加いただいて開催しました。
90分で営業研修の予告編みたいなかんじで、いかにシナリオの研修が他の研修と違うのだということを体感していただくものです。
「こうするといいよ」の研修ではなく「こうするといいよ」を「具体的にできるようになる」ための技術をお教えできるのがシナリオなのです。

実際に、私自身、色々な研修を受けてきましたが、ほとんどの研修は「そうだよね、それが大事だよね」というのはわかるし、感じることができます。
「人の話を丁寧に聞きましょう」とか「お客様の気持ちになりましょう」 そうですよね、なるほどと思います。
なので、モチベーションは上がります。でも、モチベーションは1・2日くらいすると消えてしまいます。
なぜかというと、具体的ではないからです。
大切なことはわかったけれど、「じゃどうすればできるの?」というところを教えてもらっていないことに気づくのは1・2日後です。(笑)

小学校の標語や目標などに「思いやりのある子」というのがよくありますね。教室の黒板の上などに大きく貼ってありませんでしたか。
「思いやりのある子」になりたいと思った小学4年生のさっちゃんは、先生に訊ねます。
さっちゃん「どうしたら思いやりのなる子になれますか?」
先生「そうね、相手のことを考えてあげることね」
さっちゃん「どうやれば相手のことを考えられるようになりますか?」
先生「それは、相手の立場に立つことよ」
さっちゃん「相手の立場って、どうやればたてるんですか?」
先生「だから!相手のことを考えるのよ!」
ぐるぐる回りで、先生はプッツンきれます。(笑)

子供にこんなしつこい訊き方されることって、よくありませんか。特に小さく子供ほど「なんで?」としつこくしつこく、うんざりするほど訊いてきます。
それは、具体的なことを答えていないので、納得がいかないからなのです。別に大人をからかっているわけじゃないのです。(笑)

これは全てのことに通じます。具体的なようで具体的ではない。
じゃあ、どうやったら具体的な答えを出せるのか、それがシナリオを使った研修なのです。
シナリオだからこそ、構成やセリフの機能を使って具体的にお教えすることができるのです。

今日の参加者のアンケートに「最初はシナリオが営業にどう活用できるのかという疑問がありましたが、最後はそういうことか!としっくりきました。特に相手の立場に立つとはどういうことかというところがすっきりしました」

そうなんです。しっくりすっきりするんです。(笑) 「?」と思っていらっしゃる方、しっくりすっきりするために、ぜひ一度お試ください。scenariokid@scenario.co.jp

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