シナリオ・センターの代表・小林幸恵が、出身ライターの活躍や業界動向から感じたことなど、2006年からほぼ毎日更新している日記です。
シナリオ・センター代表の小林です。昨日と打って変わってのお天気で、青空がきれいでした。
今週の日曜日は、130期シナリオ作家養成講座の説明会です。お天気だといいなあ。
シナリオの年の開講だけに、ちょっと力が入ります。
130期は、3、4月の何かと切り替えのお忙しい時期をあえて外して、5月13日からの毎週土曜日開講、朝10:30からと昼の13:30から120分の時間帯で行います。
仕事で平日通えない方も、お子様がいらっしゃる方も土曜日の昼間なら、時間が創りやすいと思います。
シナリオ・センターでお教えするシナリオは、脚本家になるための技術なわけですが、プロを目指す方ではなくても、シナリオの学び方も知っていただけると、とてもいいこと、楽しいことがいっぱいあります。
3月14日のNHK「あさイチ」で、新井がお話しさせていただいたのですが(ご覧いただきましたか)、実はシナリオを描くことそのもので、自分の人生、生き様(いきよう)を客観的に見ることができるようになるのです。
「シナリオ日記」というものです。
シナリオは、見えるものしか描けないという特色があります。小説等と違って感情は書けません。
見えない感情が描けないというところがミソです。
例えば誰かと喧嘩した時、普通の日記だったら、感情をぶつけて、呪いの言葉を吐いたりも(笑)できますが、「シナリオ日記」は、その場の状況をそのまま起すだけ。
単に出来事だけが表れることで、客観的に起きたことだけを追うことができるのです。
この言葉が私は許せなかったのか、私のこの態度が相手にいらっとさせたのか・・・客観的にみることができるのです。
この客観性は、映像作りのツールであるシナリオだからこそできるです。
「想像力を持とう」とよく言われていますが、どうやったら想像力が培えるのか、方法はわからない方が多いと思います。
「シナリオ日記」を書いてみてください。自然と想像力が広がっていきます。
想像力が広がれば、他人のことを想うことができます。そんな人が世界中に溢れたら、もっとやさしい社会になれると思いませんか。
シナリオは、どなたでも楽しんでいただけます。
130期シナリオ作家養成講座の無料説明会は、4月16日日曜日午後1時半から。お茶とお菓子を楽しみながらお気軽に聴いてください。