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電車の中でもできる想像力を鍛える方法

想像力を鍛えるには?

なぜ、想像力を鍛える必要があるのか

私たちが生きていく上で、想像力は欠かせません。
様々な問題が起きたときに、「よく想像力が足りない」と言ったりします。大きな社会問題から身近な人間関係の問題まで、より良く生きていくために、想像力は欠かせないもののようです。

そこで、お子さんからビジネスパーソンまで効果的に想像力を鍛える3つの方法をお伝えします。
・想像力を鍛える方法:電車思考法
・想像力を鍛える方法:もしも思考法
・想像力を鍛える方法:ドラマ思考法

できるところから、是非試してみてください。

そもそも想像力とは

広辞苑で「想像」という言葉を調べると、下記のように書いてあります。

「想像」
実際に経験していないことを、こうではないかとおしはかること。

「想像力」
想像をする心的能力。哲学上、カントにおいては感性と悟性とを関係づける能力を意味する。

想像力とは、実際には自分が経験していないことを、想像する心持ちだと言えるようです。
だとすると、想像力が欠けている状態というのは、自分が経験してないことについて、おしはかれない状態です。なんだか、冷たい人、自分本位の人のような感じがしてしまいます。

想像力を鍛えるには、想像をする

想像力を鍛える一番簡単な方法は、想像することです。
禅問答のようですが、無理やりにでも、自分が経験していないこと、知らない世界に想いを馳せることが、想像力を鍛える手っ取り早い方法といえます。

想像力を鍛える方法、その1。電車 編

電車の中で、手軽にできる想像力を鍛える方法を紹介します。とても簡単です。電車に乗った際に、目の前に座っている方や近くにいる方をそれとなく観察します。

でも、単に観察するだけでは意味がありません。

その人の着ているものや立ち振る舞いから、勝手に名前を想像します。さらに、響きだけではなく、漢字まで想像していくと、さらにいいと思います。例えば、はなこさんでも、「花子」なのか「華子」なのか「葉菜子」なのか…その人にあった雰囲気の感じを思い浮かべてください。やってみると、結構楽しいはずです。

さらに余力があれば、その人がどこの駅で降りて、誰と会って、どんな会話をしそうなのかを想像してみてください。想像力がどんどん鍛えられます。

想像力を鍛える方法、その2。もしも 編

「もしも~だったら」というのは、想像力を鍛えるうってつけの方法です。「もしも」と考え出した瞬間に、実際には自分が経験していないことを想像するスイッチが入ります。

 例えば、
「もしも、自分が総理大臣だったら…」

「もしも、違う世代だったら…」

「もしも、違う性別だったら…」

「もしも、違う国に生まれていたら…」

と、いう感じです。

ただ、これだけだと、あまりにも想像の範囲が広くなり過ぎて、イメージが浮かびません。なので、あるシーンを想定してください。
例えば、上記の「もしも~」に、友人夫婦に結婚式でのスピーチを頼まれているシーンを想定してみてはどうでしょうか。どこで、どんなタイプの友人に、どんな風に頼まれるのか、その時の会話や表情まで想像してみてください。

 

もしも電車の中で足を踏まれたら、あなたならどうするか?というのもありですね。

想像力を鍛える方法、その3。ドラマ 編

ここまでの2つの方法以上に、より想像力を鍛える方法があります。それは、ドラマを作ることです。

なぜ、ドラマを作ることが、想像力を鍛えるのでしょうか。
想像力とは、強制的に自分以外の人の立場になって考えることで、想像力は鍛えられます。

ドラマを作るには、登場人物すべてのキャラクター(性格、特長、見た目)を考え、すべての登場人物になったつもりで、セリフやト書(動作やしくさ)を考えていきます。
ただし、ドラマを作るからといって、大げさに構える必要はありません。その2で紹介した方法に、ちょっとしたエッセンスを加えればいいのです。

それは、自分が○○になって…ではなく、「もしも、○○なキャラクターの総理大臣がいて、○○なキャラクターの友人夫婦に結婚式でのスピーチを頼まれているシーン」を、シナリオにするのです。
こうすることで、自分以外の登場人物を描く感覚になるので、より想像力を鍛えることができます。

詳細:シナリオ作家(脚本家)、小説家のプロフェッショナルになるには?
詳細:シナリオの書き方について知りたい方は、こちら>>シナリオ・脚本の 書き方 3分で疑問解決!

実際のシナリオの写真

想像力は、日常にもビジネスにも重要

想像力こそ、問題や人間関係のいざこざや些細なすれ違いを未然に防いでくれるものなのです。世代を問わず、日本中の人に想像力が必要です。
特に、様々な人と関わり、様々なキャラクターを動かしていかなくてはいけないマネジメント層の人達には、マネジメント論のような理論に加えて、シナリオを描いて想像力を豊かにする方法もあるのではないかと思います。

実際にシナリオを導入して社内の風通しを良くしている事例です。
>>身内だからこそうまくいかない社内調整。合意形成のコツは?

想像力を刺激するシナリオ講座のご案内

シナリオ・センターは、ジェームス三木さん、内館牧子さん、赤川次郎さん、鈴木光司さんなど600名以上の脚本家、小説家を業界一輩出した学校です。あなたの想像力を磨くお手伝いをさせて頂きます!
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子どもたちの創作の場を増やしたいと思っています!

シナリオ・センターは、1970年創立。優秀なシナリオライター・脚本家、プロデューサー、ディレクターの養成を目的に創設以来、700名以上の脚本家や小説家が誕生しています。
2010年から「日本中の人にシナリオを書いてもらいたい」という思いから、小中学校への出前授業として『キッズシナリオ』プロジェクトを開始。創作を楽しみながら、想像力と表現力が身つくカリキュラムを提供しています。

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