新しい風たちは
シナリオ・センター代表の小林です。東京は、昨日大きな変化がありました。
まさかここまでと、驚くほどの都民ファーストの大勝。これほど注目された都議会選もないでしょう。国政に大きく関わる結果となりました。
小池百合子さん、選挙が終わった途端、都民ファーストの代表を降りたとか。選挙は小池百合子の名前で勝ち、都政は知事として属さない態、なかなかの作戦ですね。
さて、吉とでるか凶とでるか・・・楽しみです。
全国的に大騒ぎだったのは将棋ですね。藤井聡太君30連勝ならず。
常に記録は破られるもの、それにしても14歳の偉業に大人は歯もたちません。
将棋に初めて興味を持った私としては、負けた方の印象がない、対戦するときもあまり情報がないので、どういう人が対戦相手なのかすごく知りたかったです。負けた方のお話もドラマチックでしょうし・・・。
勝った佐々木勇気さんのことは詳しく出ましたね。幼いころから将棋を初め、小学生の時には名人になると宣言していらっしゃる。負けず嫌いな性格の方のようです。
藤井君の前戦を片隅でじーっと見つめていた佐々木君がテレビで紹介されていましたが、勝ちを獲ろうとする執念すごい!アニメだったらメラメラ炎が燃えているところです。(笑)
しっかりと自分を見つめている若者たち、本当に頼もしいの一言です。
ドラマが面白くなるのは
勝敗は時の運と言いますが、ジェームス三木さんは、ドラマは二通りしかないとおっしゃいます。
愛が成就するかしないか、戦いに勝つか負けるか。
ドラマの究極ですね。
そのときに、勝負のどこをみるか、誰を描くかによって色々なドラマが生まれるのです。
あなただったら、都議会選のどこを描きますか、誰を主役にしたいですか?
将棋会館のどこを描きますか。誰を主役にしますか?
なんでも、ドラマのネタになります。
本人のスポットライトの当たらない部分であったり、隅っこの方だったり、蔭にいる人だったり・・・に視線を持って行くと、表ではわからないところに面白さがあったりします。
岡田惠和さんの「ひよっこ」、毎朝観ています。
岡田さんのうまさにバッチリ目が覚めます。
「ひよっこ」主役のみね子は、戦いませんし、恋もまだしません。周りを囲む人に悪い人はいません。
岡田ドラマは、登場人物は良い人ばかりだとよく言われます。
ですが、みね子を含め登場人物すべての人は、ドラマチックに動きはしませんが、それぞれの葛藤の重さや見せ方に目を引きつけられてやみません。
どこにでもいる、普通と思われる人でも、すべての人にドラマがあること、岡田さんのすごさはそこにあります。
岡田惠和さんがどうしてすごいのかを体感できる、どうやったらすごく成れるのかがわかるのがサマーセミナーです。
だって、すべては、シナリオの技術が生み出しているのですから。
8日が締め切りです。お早目にお申し込みください。
「ひよっこ」 毎朝、よーく観てください。(夜再放送BSプレミアムで23時から。土曜日は1週間まとめて)オススメです。
あなたがしなければいけないもの、あなたができていないものがよくわかるはずです。