シナリオ・センターPresents「The ミソ帳倶楽部~達人の根っこ~」では、出身ライターの脚本家や小説家、監督をはじめ、第一線で活躍する方々をお招きして、皆さんの引き出し=ミソ帳を増やす公開講座です。
プロデューサー × 脚本家 が語る 映画『メアリと魔女の花』
「Theミソ帳倶楽部~達人の根っこ~」は、超!緊急開催が決定!
『借りぐらしのアリエッティ』(2010年)、『思い出のマーニー』(2014年)の米林宏昌監督が、スタジオジブリ退社後の第一作目として、満を持して発表する長編アニメーション映画『メアリと魔女の花』の公開を記念して、プロデューサーの西村義明さんと脚本家の坂口理子さんをゲストにお迎えします。
『メアリと魔女の花』公式サイト
『メアリと魔女の花』の企画を立ち上げた経緯、原作に児童文学「The Little Broomstick」を選んだ理由、シナリオ制作において、米林監督を含め、本打ちでのこだわりなど、企画からシナリオ制作まで『メアリと魔女の花』の裏側をじっくり伺います。
高畑勲監督と米林宏昌監督の違いと共通点は?
さらに!
映画『かぐや姫の物語』から一緒にお仕事をされていた西村さんと坂口さんだからこそ語れる高畑監督と米林監督の違いにも迫ります!両監督のシナリオ制作やアニメーション制作へのアプローチの違い、映画やアニメーションへの思いなどシナリオ・センター以外では、聞けないお話しです。
スタジオポノックのこれから…についても、お聞きできるかもしれませんよ。
『メアリと魔女の花』を観た方も、まだ観ていない方も、プロデューサーの視点と脚本家の視点を体感ください!
後半には質疑応答も実施しますよ。
受講される方は、作品をご覧になってから参加されると、得るものが大きいかと思います。
プロフィール
西村義明
1977年、東京都大田区生まれ。米国留学後、02年、スタジオジブリに入社。宮崎駿監督初のTVCM「おうちで食べよう。」シリーズ(04年、ハウス食品)から宣伝業務に関わり、次いで『ハウルの動く城』(04年)、『ゲド戦記』(06年)、『崖の上のポニョ』(08年)の宣伝を担当。スタジオジブリ洋画アニメーション提供作品『王と鳥』(06年)、三鷹の森ジブリ美術館ライブラリー作品『チェブラーシカ』(08年)で宣伝プロデューサーを務めた。企画制作に約8年を費やした初の長編プロデュース作品『かぐや姫の物語』(13年、監督:高畑勲)が、第87回米国アカデミー賞長編アニメーション映画部門ノミネート。プロデュース長編2作目となる『思い出のマーニー』(14年、監督:米林宏昌)が、第88回米国アカデミー賞長編アニメーション映画部門にノミネートされた。 現在、株式会社スタジオポノック代表取締役/プロデューサーを務める。
坂口理子
神奈川県横浜市出身。大学を卒業後、会社勤務を経て、現在フリーランスとして、テレビドラマ、映画、舞台の脚本や、小説などを執筆。ドラマ「おシャシャのシャン!」(08年、創作テレビドラマ大賞最優秀賞受賞)、連続ドラマ「私が恋愛できない理由」(11年、共同脚本)、連続ドラマ「向田邦子 イノセント~愛という字~」(12年)、NHK福岡発地域ドラマ「いとの森の家」(15年、放送文化基金賞奨励賞受賞)など。「フロイデ!~歓喜の歌でサヨナラを~」(09年)で第2回WOWOWシナリオ大賞優秀賞、「風に聞け」(10年)で第36回城戸賞を受賞。2013年公開の『かぐや姫の物語』(監督:高畑勲)では、脚本を務めた。
昨年実施された「Theミソ帳倶楽部~坂口理子さんの根っこ~」はこちらから