企業研修もシナリオで
シナリオ・センター代表の小林です。顔を合わせると「暑いですね」から始まります。いつの間にか日本は亜熱帯に、いつの間にか戦前にと、暑さに負けた頭でつらつら思う昨今です。
今日は、「一億人のシナリオ。」のひとつ、企業研修のプロモーションを行いました。
シナリオで企業研修と申し上げるとみなさん怪訝な顔をされます。
シナリオ・センターで企業研修というと意味不明な顔をされます。
そりゃそうですよね。プロのシナリオライターを600名強輩出し、ドラマの7割を出身ライターが描き、コンクールの9割を制覇していると豪語しているシナリオライターの養成所が何をしているのだですよね。(笑)
シナリオって奥が深いなあ、シナリオの技術って幅が広いなあと本当に感心します。
シナリオ・センターの理念は「日本中の人にシナリオを描いてもらいたい」です。
想像力を持って人のことを想い、考え、創造力をもって人に伝える力を持つ人を育てたいという気持ちからです。
シナリオは、ドラマを描くための設計図、ドラマは人間を描くものです。
簡単に言うと「人間を描く」この一点のためのものですから、人間に関することなら、シナリオは何にでも活かすことができる魔法の力を持っているというわけです。
子どもの教育でも、キャリアアップでも、営業でも、接客でも、チームビルディングでも、人材育成でも・・・。
相手の立場になる
今日のプロモーションは企業研修でした。
よくノウハウ本などに「相手の立場になろう」とか「お客様の気持ちになろう」と書かれています。
確かにです。人間関係の大前提ですね。
相手の立場になったら、国民の気持ちになってくれたら、ちゃんと説明しなければ、だーれもわかってもらえないことがわかります。(笑)
ですが、できないのですね。
それはなぜでしょう?人間性の問題だけではありません。
どうすれば、相手の立場に立てるかは、ノウハウ本にも書かれていないからです。誰も教えてくれない、教えられないと思ってきたからです。
でも、シナリオを使えば、具体的にお教えすることができます。
シナリオを描いていらっしゃる方ならおわかりになると思いますが、シナリオは登場人物全員のキャラクター、背景、事情を作ります。
なので、Aさんのセリフや行動を考えるときは、Aさんの立場になります。B君のセリフや行動を考えるときはB君になって描きます。
そうなのです。
シナリオライターは、登場人物すべての人の成りきらないと面白いシナリオは描けないのです。
実はこれが、シナリオ研修の極意。相手の立場になる方法なのです。
この方法を具体的にわかりやすくお教えして、営業や接客、チームビルディングなどに有効にお使いいただいているのが、シナリオの企業研修です。
シナリオの技術を知らないとお教えできない研修です。
今日の企業研修のプロモーションは、その一部「構成」「セリフの進化過程」の技術を使って、「相手の立場になる」方法のひとつをお話させていただきました。
プロモーションでお話しいたことは予告編なので、必要に応じて、2時間研修・3時間研修・半日研修・1日研修・連続研修と色々な方法で、みっちりしっかりとお教えさせていただきます。
シナリオで他人の気持ちを動かす・・・他ではできない研修です。