「月刊シナリオ教室」10月号が発行になりました。
掲載シナリオは、映画『望郷』(湊かなえ原作)のシナリオ。出身ライター杉原憲明さんによる脚本で、プロデュースはシナリオ・センター出身でエイベックス・デジタルの辻村和也プロデューサー。映画『望郷』は湊かなえさんの同短編集の原作の中から「夢の国」と「光の航路」を採り上げています。異なる短編が最後には見事に絡み合って、ひとつの作品として味わい深いものとなります。
離島に住む母と娘、父と息子らの愛と憎しみが、万感の思いを込めて描かれています。
映画だからこそ迫る風景と登場人物の喜怒哀楽がダイレクトに胸に刺さります。ただいま新宿武蔵野館にて公開中。観てから読むか、読んでから観るか? 原作もののシナリオの勉強にはお勧めの作品です。
もう明日に迫っていますが、杉原憲明さんと辻村和也プロデューサーによるミソ帳倶楽部も明日9月29日午後7時から、シナリオ・センター3階にて開催されます。お席はまだありますので、事務局03-3407-6936までお問い合わせください。
フレッシュライターインタビューとサマーセミナー実習の最優秀作品掲載
フレッシュライターインタビューは映画『めがみさま』の脚本でシナリオデビューした大月ももさんが登場。一度は諦めかけていたプロデビューを果たした大月さんのお話を掲載しています。
7月に開催した「サマーセミナー2017 シナリオ・ミッションインポッシブル」のルポとアンケート結果と感想、実習5枚シナリオの最優秀作2編も掲載。参加した方は、あの目まぐるしくも怒濤のような1日と、ご自分で書いた5枚シナリオを思い返して反芻しながら読んでみてね。
『メアリと魔女の花』の坂口理子さんと西村義明P登場
公開講座「THEミソ帳倶楽部」採録ダイジェストは長編アニメーション映画『メアリと魔女の花』のシナリオを手掛けた出身ライターの坂口理子さんと、プロデューサーの西村義明さんによるお話を掲載。
同作品の監督はジブリで『借り暮らしのアリエッティ』や『思い出のマーニー』を撮った米林宏昌監督。内容にかなり深く突っ込んだお話も披露していますので、アニメ好きの方やファンタジー好きの方はもちろん、映画シナリオに興味のある方はぜひ読んでみてね。
第33回シナリオS1グランプリ第1次審査通過作品名
第33回「シナリオS1グランプリ」の第1次審査通過作品名も発表しているので、ご応募された方は忘れずにチェックを!
また20枚シナリオ習作集第2弾は5本掲載。どの20枚シナリオも力作でオリジナリティにあふれています。
「月刊シナリオ教室」定期購読もできます
情報満載の「月刊シナリオ教室」10月号は1冊700円にて、シナリオ・センター事務局で販売中です。ご自宅まで毎月雑誌が届く「一の会(いちのかい)」のシステムもあります。月ごとに雑誌が届いて年間12冊で8500円(送料込)とお得です。詳しくはシナリオ・センター事務局(電話:03-3407-6936)までお問い合わせください。