劇場型は、シナリオ・センターでも
シナリオ・センター代表の小林です。秋晴れの東京です。さすがに明後日は10月に入るせいか、秋風が立ち始めました。昨晩などは帰り道の肌寒かったこと。
肌寒いのは体感だけにしてほしい昨今ですが(笑)、今回の選挙は劇場型というべきでしょうか。
劇場型政治は、小池さんの得意技みたいですけれど、劇場型というのはよくも悪くも興奮させてくれます。
気をつけないとね。
嵐のようなジェットコースター的な韓国ドラマみたいなこれでもかこれでもかの怒涛の展開になりそうです。ちょっと意味合いは違うのですけれど、シナリオ・センターも劇場型ゼミをやりますよ~!!(笑)
劇場型超実践ゼミナール
シナリオ描く人ぜ~~~~~んぶの人に受けてほしい
10月12日から行う「劇場型超実践ゼミナール」
今までシナリオ・センターでもやったことのないゼミナールなのです。が!!!
このゼミナールは、本当にシナリオ・センターで学んでいる方、ぜ~~~~んぶの方に受けてもらいたいのです。
何故かというと、ご自分の作品、他人の作品の良しあしが、丸わかりになるからです。
シナリオを提出していただきます。
いつものゼミナールと同じです。
ですが、その作品を発表してくれるのは、4人のプロの役者さん。 劇団青年座さんが全面協力してくだいます。
あなたの作品を役になりきって朗読してくださいます。
ご自分の作品が、プロの役者さんに読んでもらえる・・・それだけでも嬉しいですね。
でも、喜んでいるだけでは終わりません。
役者さんは、あなたの作品を演じた後、作者先生に質問します。
そう、あなたにです、あなたが作者先生です。
「この人物はこういうキャラでよかったですか」「このセリフは、こんな言い方でよかったでしょうか」等など。
質問が多ければ多いほど・・・どういうことでしょうか?
そう、役者さんが作品からは読み取れないものがいっぱいあったということです。
人物のキャラクターが描けていない、セリフが言いにくい、違和感がある・・・etcetc。
さあ、役者さんに答えてあげてください。明確に!
ご自分ではきちんとキャラクターのすみ分けをして書いたはず、いいセリフを書いたはず。
でも、実際演じる役者さんに伝わっていないとしたら、それは見る側にも伝わらないということですね。
これが「劇場型超実践ゼミナール」です。
シナリオは読み物ではありません。
実際に役者さんに演じてもらって、観客に観てもらうものです。
それを実感することで、あなたのシナリオは、格段とイキイキとした面白い観客に魅力が届くシナリオになるのです。
具体的には、10/5までにエントリー作品(読んでもらう作品)を出してもらいます。
受講生のみなさんの作品を10/12・19の2日間で20本を演じ、作者に役者さんが質問をぶつけていくというものです。
たくさんの方においでいただきたいと考え、10/26・11/2も同じことを、別の作品で行います。
4日間で計40本を演じていただこうと思っています。
ご希望の受講日をお選びいただけます。
さ、今週末はシナリオにとりかかりましょ。ドラマならワンシーン、戯曲なら1幕1場、ペラ7枚です。
客観的にみることの大事
シナリオは描けないけれど、聴いてみたいという方、大歓迎です。
他人の作品で聴く方が、客観的にみることができるので、とても勉強になります。
ふだんのゼミでもそうですが、主観と客観という言葉があるように、自分自身の作品だと客観的にみることができませんが、他人の作品だったら、「そうそう」「なるほど」とうなづける、分析することもできますよね。
人間はみんな自分を客観的に観ることができません。
主観的になるのはあたり前のことです。
だからこそ、客観的にみるよう心掛ける、せっかくの客観的にみられる機会を逃してはいけません。
まだ、ゼミに進級されていない講座の方々も、是非、どうぞ!!