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代表 小林幸恵が毎日更新!
表参道シナリオ日記

シナリオ・センターの代表・小林幸恵が、出身ライターの活躍や業界動向から感じたことなど、2006年からほぼ毎日更新している日記です。

発想の源

ごぼてんうどん

ケンミンショー!!

シナリオ・センター代表の小林です。寒くなるそうですよ。本格的に。
長野では除雪車がでていました。蓼科に住んでいる私の友人は、おうちに小さな除雪車をお持ちです。
人の暮らしは、地域によって変ってきます。
そこで育まれた生き方や、考え方もあると思います。
人は誰しも違うわけですけれど、地域的な違いから生まれる小さな誤差が大きな誤解や争いの素になることは多々あります。
今月で終わる47都道府県シナリオコンクールは、課題を地域×ごはんに特定しましたが、食べ物こそ結構大きな差があるように思います。
地方へ行って、今までみたことのないお魚だとか野菜果物に出会ったりします。また食べ方も色々と変わっていたりして・・・。
テレビの「秘密のケンミンSHOW」が、10年も続くのは山のように「ほぉっ!」って思うことがあるからなんでしょうね。
私は、東京生まれの東京育ち、両親も東京生まれなので田舎というものを持ったことがありません。
子どもの頃「田舎のおじいちゃんのうちにいく」と友達に言われるたびに、「江戸っ子の心意気を見せてやろうかい!」とは全く思えず、いわれのないコンプレックスを持ったものでした。(笑)
「人はみな違う」と今なら思えるんですけれどね。

来年のシナリオ・センターのテーマは、「視野を広げる」にしようと思っています。
色々な角度から見ること、色々な人の話を聴くことが、創作をより深めるからです。
すべての根本は、この視野にあると思うのです。

 

こどもを育てたい

政府が「子無し税」の導入を考えているというニュースを見ました。
子どもを産まない人は高く税金を取るというのです。本当ですか?冗談ですよね。
子どもにかかるお金がない人は、その分税金として徴収するよということらしいです。 子どもを産まない人×ってことですか?
少子化対策だそうですが、「産めよ!増やせよ!」とあの時代言っていたことと全く変わらない発想。びっくり!!
生き方は人さまざまです。
結婚しなかったら、子供産まなかったら、生きていてはいけませんか?ついそんなことを言いたくなります。ツイッターで「保育園落ちた、日本死ね!」と訴えたお母さんたちの想いを忘れたのでしょうか。
輝くように女性は働きたいのです。それを許されない環境だから、それを許さない考え方があるから、女性は動けない、働けない。子どもを育てられない。
専業でもキャリアウーマンでも子育てが安心してできるようになれば、子供は当たり前のように増えます。
子どもを殺したり、虐待してしまう親だって、子供を産んだ時はそんな気持ちはひとかけらもありません。でも、誰も助けてくれない環境では追い込まれてしまう。
仕事をバリバリやりたくても、子供を見てくれる場所、人がいなければ、働けないし、産めません。
勉強したいと子供が思っていても40代で年収400万円では、子供に十分な教育もできません。
では、どうすればいいのでしょう。

方法論なく、「こうせねばならない」という固定観念だけで動いても何も生まれません。表面上だけで考えても本質を見落としていまします。外枠だけでなく内を見るには、見ようとする気持ちがなくては見えません。
視野を広げるということは、固定観念から己を解放することです。
そのためには、よく見聞きすることです。
視野を広げて見る、違う角度から見る、そこから新しい発想が生まれてくるのです。

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