手帳対スマホ
シナリオ・センター代表の小林です。銀行がカレンダーを持って挨拶にくると、ああ年末だなあとしみじみ思います。
昔は、年末になるとどの企業も競ってカレンダーや手帳やシステムノートを創り、配っていたものです。
企業らしさがカレンダーにも手帳にも出ていて、こじゃれたデザインのものは、欲しい人が続出したものでした。 いただいたカレンダーを貼り、いただいた手帳を使うのが当たり前の時代がありました。
いつの頃からか、バブル崩壊からでしょうか、カレンダーや手帳を作って配る企業が減りました。
そして、カレンダーはともかく、手帳はほとんど配られなくなりました。
スマホの普及のせいもあるかもしれません。必要ないと言われてしまいますものね。
時代によって、手帳ひとつも変っていくのですね。
私は、手帳だけは昔から自分で探しまくっていました。
自分の動きに合った使い勝手の良い手帳が欲しいからです。
数年前までは、ほぼ日手帳や、システム手帳などを便利に使っていたのですが、今は1ヶ月が一目瞭然のカレンダー式手帳、しかも薄い薄い手帳を探してバッグに潜ませています。
バッグもひたすら軽いものが好み、ともかく重いものは持たなくなりました。年齢のせいです。(笑)
会社の机の上には、セパレートダイアリーというA5のシステム手帳をおいています。
この手帳は、上下に分かれていて、半分が1ヶ月のカレンダーになっており、一目で一ヶ月のスケジュールがわかり、もう半分は毎日のスケジュールが細かくいれられ、ボケ始めた私に、とても便利にスケジュール管理をしてくれます。
スマホでスケジュール管理をした方がいいと友人などにも言われますが、アナログ人間なので、やはり、手帳とペンにこだわっていたいです。
所長の後藤は、いまだにセンターのメインバンクの手帳しか使わないくらいですし・・・(笑)
AIになんか負けない
12月になると、なんだか慌ただしい気がしますよね。
私もひたすら走っている気分でいたのですが、ふっと立ち止まってみると、これでいいのかなあと思うのです。
一寸先も今は見えにくい世の中のような気がします。
それだけに明日のことは考えにくいのですが、だからこそ明日のことを考えなくてはいけないとも思うのです。
AI(人口知能)が出てきて、人間を凌駕する勢いです。 家庭でも使われるようになり、CMも増えていますね。
友人の家でも使っているそうです。
命令すればテレビもつけてくれるし、掃除をしてくれたり何でもやってくれる、メモしなくても覚えておいてくれるとか・・・便利な世の中にどんどんなっているようです。
でも、頭を使わなければボケてしまう、使わないものはどんどん退化していき、頭も手足もない人間が未来の進化した形になるのかもしれません。
私は、もう少し頭も手足も使って生きていきたいです。
自分で考えたいし、他人に想いを馳せたいし、趣味もスポーツもしたいし、どこかへ行きたい・・・もうちょっとアナログで頑張りたいです。
なんといったって、創作は究極のアナログですからね。
来年は、どんな年になるのかと想像するだけではなくて、どんな年にしようかと創造していきませんか。