シナリオ・センターPresents「Theミソ帳倶楽部」では、第一線で活躍するゲストをお招きして、皆さんの引き出し=ミソ帳を増やすための公開講座です。今回は、2018年3月10日(土)に公開される映画『北の桜守』の公開を記念して、吉永小百合さん主演“北の三部作”『北の零年』『北のカナリアたち』等の脚本を執筆された脚本家那須真知子さんをお招きします。
那須真知子さんに学ぶ、脚本家に大切なもの
「人間を描くということは、その人の人生を描く、ということです。作者もその人物の人生を引き受けて書いていかなくてはなりません。セリフも大事ですね。セリフひとつひとつに人生が表れてしまいますから」
2012年12月号『月刊シナリオ教室』那須真知子スペシャルインタビューより
シナリオ・センター出身で、かつてはアクションドラマを書き、那須博之監督とコンビを組んで『ビー・バップ・ハイスクール』シリーズで一世を風靡、渡辺淳一の文芸映画をはじめ、東映を中心に大作映画のシナリオを数々手がけてきた那須真知子さんをゲストにお迎えします。吉永小百合主演作として“北の三部作”最終章『北の桜守』のお話も交えて、ベテラン脚本家の根っこに迫ります。
ベテラン脚本家から脚本執筆のアドバイスも
那須さんには、脚本家を目指されたきっかけから、脚本家として大切にしていること、さらに脚本家を目指されているみなさんに、映画やテレビドラマなど様々な脚本を書かれている那須さんから、シナリオを書く際のアドバイスやこれまでで一番苦労された作品や思い入れのある作品についてのお話を伺います。
映画『北の桜守』の見どころ、苦労したところにもお話し頂きます。後半は、みなさんの質問にお答えしていただきますので、『北の桜守』を鑑賞してから参加するとより有益です。(『北の桜守』特別鑑賞券を1,000円にて事務局に販売中!)