「月刊シナリオ教室」3月号が発売になりました。掲載シナリオは1月放送のNHKドラマ10『女子的生活』の第1回&第2回を掲載。主人公のみきを志尊淳さんが演じていましたが、それはそれは見事にステキ女子になっていましたね。
シナリオはシナリオ・センター出身の坂口理子さん。久しぶりに坂口理子さんにはおいでいただき、連ドラのシナリオ作りの極意をお話しいただきました。ドラマを見ていた方も見ていなかった方も、シナリオをまず読んでから、インタビュー記事を読んでみてね。原作があるときのシナリオに起こす秘訣を具体的に語っていただいております。
作家インタビューは原田ひ香さんが登場
出身作家インタビューは、シナリオから小説家に転向して11年目という原田ひ香さんが登場。シナリオ・センターでシナリオを勉強後に小説を書くようになって、プロの小説家・作家になる方が増えています。その先駆けが原田さんかもしれません。
原田さんが受賞した文学賞は純文学賞の「すばる文学賞」でしたが、今は執筆の幅を広げてエンタメ系寄りの小説をバリバリ書いています。シナリオだけじゃないなと思っている方、原田さんのインタビュー記事は、きっと参考になること請け合います、要チェックですよ!
20枚シナリオ習作集は自分以外の20枚に触れるよいチャンス
恒例の「春の20枚シナリオ習作集」第1弾は、5作品掲載。課題は、本科の「軽井沢」と、あとは全部研修科で「背信」、「誘惑」2編、職業もの「弁護士」となっています。自分が発想できることって、どうしても限りがあります。他人のシナリオに触れることで、自分の発想が広がったり、興味がなかったジャンルにも挑戦しようというきっかけにもなるものです。特にひとりで勉強を続けている通信講座生は、習作集を読んで刺激を受けてみませんか?
講座採録は1億円で訴えられた日本一貧乏なジャーナリストが登場
公開講座「THEミソ帳倶楽部」の採録ダイジェストは、「職業のひみつ」シリーズ第4弾、某巨大サラ金会社から1億円で訴えられた、フリージャーナリストの三宅勝久さんの登場です。学生時代から現在までの三宅さんの軌跡は、なかなかのもの。実際の講座では、あっという間に終了した感があるのですが、誌上では更に端折ってダイジェストでお届けします。
生身の人間で、これだけ面白い人がいるのですから、フィクションでドラマを作り出そうとしている私たちは、さらにパワーアップしたキャラクターを創造しないといけない、と強く思いました。
劇場型「超実践ゼミ」の優秀作を掲載
一昨年に続き、昨年の10月には劇団青年座のご協力の下、受講生が書いたシナリオを、プロの俳優さんたちにホン読みスタイルで皆の前で読んでもらう、というゼミを行いました。読んでもらった作品は全部で14編、その中から、最終日には最優秀賞1編、優秀賞2編を俳優さんたちの投票により選んでいただきました。誌上では、その最優秀賞と優秀賞併せて3編を掲載。ゼミには出られなかった方も、ぜひ作品を読んで体感してみてね。
毎月自宅まで雑誌が届きます
他にも中身盛りだくさんの「月刊シナリオ教室」3月号は、1冊700円にて表参道のシナリオ・センターにて販売中。遠方の方には、ご自宅まで毎月雑誌が届く「一の会」のシステムもあります。毎月届いて送料込1年間12冊で8500円とお得です。
詳細はシナリオ・センター事務局にお電話頂くか、メール(scenario@scenario.co.jp)にてお問い合わせください。