シナリオ・センターPresents「Theミソ帳倶楽部」は、第一線で活躍するゲストをお招きして、皆さんの引き出し=ミソ帳を増やすための公開講座です。
今回は文化庁委託事業「ndjc:若手映画作家育成プロジェクト」で、2017年『トーキョーカプセル』で監督デビューを果たした齋藤栄美(シナリオ・センター本科在籍)さんと、本作の制作プロダクションであるアルタミラピクチャーズの代表取締役であり、周防監督作品や矢口監督作品などの映画プロデューサーである桝井省志さんをお招きします!
映像化を意識したシナリオが描けているか?
「シナリオは、原稿用紙に書いているようで、実はフィルムに描くのです」新井一
シナリオは、映像にするための設計図です。では、普段シナリオを書くときに、映像をイメージしていますか?そしてそれは、監督が撮りたくなり、プロデューサーが商業的に賭けてみたくなる描写になっていますか?
なかなか、自分自身で判断するのは難しいものです。
桝井プロデューサーに聞く、映像にしたくなるシナリオとは?
今回は、齋藤さんが『トーキョーカプセル』を制作するうえでこだわった点や直しを指示された箇所などを基に、桝井プロデューサーの視点から、より魅力的な作品にするためのポイント、シナリオに求めるものなど、具体的にお話頂きます。
実際の作品も上映(27分)します。現在もシナリオ・センターの本科で勉強中の齋藤さんの作品が基になっているからこそ、現場で求められるシナリオ力がわかります。あなたの日々の創作のレベルを一段も二段も上げるきっかけにしてください!
「ndjc:若手映画作家育成プロジェクト」とは…
在野の優れた若手映画作家の発掘と育成を行い、新たな才能の発掘を目的とした作品発表の場を提供することで若手映画作家を支援し、日本映画の活性化を目指す。映画『湯を沸かすほどの熱い愛』で、第40回日本アカデミー賞優秀監督賞・優秀脚本賞を受賞した中野量太監督や映画『嘘を愛する女』の監督・脚本の中江和仁監督等を輩出。
公式サイト:http://www.vipo-ndjc.jp/