春は~
シナリオ・センター代表の小林です。桜吹雪の中を歩いているうちに、4月になってしまいました。
なんということだ!早すぎる。すべてが時の流れの速さに追いつかないまま、新学期を迎えています。
シナリオ・センターは、新学期と言っても正確に言えば、いわゆる学校のように学期があるわけではないのですが、4月はやはり新学期といいたい気分です。
さあ、これから春もたけなわになり、人の心も体も軽やかに動きはじめます。
自分がしたいことを自分がやれるかどうかではなく、まず始めてみることだと思います。
「私にできるでしょうか」「私には才能があるでしょうか」とよく訊かれるのですが、そんなことお顔を見ただけではわかりません。私、占い師ではないので。(笑)
でも、不安はよくわかります。
シナリオって、一般の方からみたら、どうしようもなくつかみどころのないお仕事ですから。
創作という分野は、誰にでも才能があるものではない。たぶんほとんどの方がそう思っていらっしゃるかと思います。 でも、私はそうは思っていないのです。
才能は誰もが持っており、それを出さない、出せない方がほとんどなだけだと思うのです。
出し方を知り、出す努力をすることができれば、きっと花開くと思っています。
シナリオ・センターは、その出し方の方法をお教えする学校です。
実際に、活躍されている出身ライターでも、最初から才能に溢れていると思われた方は、ほとんどいらっしゃいません。でも、ご自分を信じて描き続けていったことで花開かれているのです。
私は「なにごとも始めなくては始まらない」と説明会などにいらした皆さんには申し上げています。
まず一歩、踏み出してみることです。
4月って、なんだか新しいことができそうな気がするじゃないですか。
始めのい~っぽ!!
バタバタしているのは、いつものことですが、とりわけバタバタしているのは4月のイベント、アドバンス講座のためです。
4月7日から毎週土曜日で「チャレンジ!公募コンクール対策講座」が始まります。
審査員は何を欲しがっているか。「キャラクターとドラマが描けている」シナリオです。 どのコンクールの審査員も同じことをおっしゃいます。
ならば、攻略しちゃいましょう。己の足りないところを知り、どこを着目すればいいのか、講座でお教えします。
4月13日金曜日は、お待たせしました。「シナリオ熟~47行の物語授賞式~」です。
渋谷に集結してください。LOFT9Shibuyaで、気軽に飲み食いして楽しみながら、審査をお願いした出身ライターの方々からいっぱい刺激も技もいただきましょう。
4月22日日曜日、133期シナリオ作家養成講座の説明会です。
「やりたけど・・・、でも・・・」と思っている方は、初めのい~~~っぽ! 飛びま~す!!
あなたの不安や疑問になんでもお答えします説明会だけでなく、終了後おひとりおひとりにメールまたは封書で私から詳しくご質問にお答えし、個々の悩みや不安にも丁寧にお応えしていきます。
4月23日「ミソ帳倶楽部」齋藤栄美監督(本科在籍)「トーキョーカプセル」公開記念 アルタミラピクチャーズの代表取締役であり、周防監督や矢口監督作品などのプロデューサーである桝井プロデューサーに「プロデューサーの視点~映像にしたくなるシナリオ~」について、斎藤さんとお話ししていただきます。 シナリオは映像にするもの。文章で書く事はあくまで手段です。
そのシナリオはどうのように描けば、映像にしたいと思われるのでしょうか。
ゼッタイ、聞き逃せないミソ帳倶楽部です。
春、あなたの出番はもうそこです。