リスペクトできる大人はいるか
シナリオ・センター代表の小林です。金曜日は、ゼミクラスが少ないので、気分的にはちょっとゆとりではあるのですが、前日の木曜日が、昼夜とも全教室フル回転で活気にあふれているので、その落差が激しいせいでしょうか、ひどく寂しいです。
人がいっぱいいるのが大好きだけど、でも混雑は大嫌い、並ぶのなんかとんでもないくせに、人がいないと寂しい・・・わがままです。
先週日曜日、どうしても外せない用事があり原宿へ行ったのですが、春休みの真っ最中ということもあってか、まあ、ラッシュアワー並みの人の波。歩くのに一苦労です。
用事をそそくさとすませて、その場からタクシーで退散しちゃいました。
原宿・表参道といえば、私が二十歳くらいの頃は、デザイン・ファッション界、広告界などの業界事務所・スタジオがたくさんあり、業界人が闊歩する大人の街というイメージ、憧れの大人がたくさんいて、若者が入るにはちょっと怖かった感じもありました。
その仲間に入れるようになった時は、いっぱしの大人になった気がして、精一杯背伸びして働いていたものでした。
今は、原宿はすっかり若者の街で、大人はさっぱり見なくなりました。
そういえば、最近目指したい大人、憧れの大人が少なくなったような気がします。
嘘つきな大人、無知で尊大な大人、権力にこびている大人、上から目線の大人、そんな大人ばかりしかみていないせいでしょうか。
若者にリスペクトされるような大人がでてきてほしいものです。
活力をもらう
大人が若者の鏡である必要はないと思っていますが、がっかりさせるような若者のやる気をそぐような、夢をつぶすようなろくでもない大人は大人失格です。土俵から退場!!(笑)
こちらは、憧れのリスペクトできる大人、出身ライターの方がおいでくださって、たくさんの刺激をくださいます。
「シナリオ熟・47行の物語授賞式」
4月13日金曜日19:00からLOFT9Shibuyaで行います。
シナリオライターとして、プロとしての仕事は、すべてなんでも厳しいですが、シナリオ・センターの先輩たちは目標になる方ばかりで、そのあとをついていけること、後輩にとってはとても幸せなことです。
47行の物語の審査は、とんでもなくお忙しい方ばかりなのに、本当にどなたも快くご協力くださってきちんとみてくださった。そうした多大なご協力があればこそ、今回のイベントができたのです。
当日は、相当はっちゃけた、だけど真面目に面白く楽しめるようにスタッフ一同考えております。楽しみにおいでください。
投票だけでなくわっとみんなで繰りだしましょう!
講座性も通信生もゼミ生も、こういうときに、色々な人と知り合うことで、また視野が広がっていきます。
クラス同志でまとまって参加するもよし、一匹狼で参加するもよし、誰とでも仲良くなれる、あなたのモチベーションを最もあげてくれる一夜です。
優秀賞を受賞された方がいらっしゃるクラスは、ゼッタイに応援にいらしてくださいね。
まさか「友がみなわれより偉く見ゆる日よ花を買いきて妻と親しむ」(石川啄木)、こういう気持ちになってたりして・・・。(笑)
啄木ならずとも、あなたならずとも、誰もが人生の中で何度か味わうものです。
だからこそ、また頑張ろうとする気持ちも湧いてくるのです。
友と共に喜びながら、挑戦しなかった方、入選されなかった方こそ、明日への活力につなげましょう。
シナリオの仲間は大事です。
しかも、当日は、尊敬できる先輩方、出身ライターの皆さんがシーンの描き方やシナリオのあれこれプラスになるお話を親しくしてくださいますから、どーんと活力がいただけます。
今日の力を明日の糧にしてください。