TBS・連ドラシナリオ大賞は小田康平さんが制す
連ドラの第1話目と全体を通したあらすじを書く、という他のコンクールにはない特徴を持つのが、「TBS連ドラ・シナリオ」大賞。その第6回大賞を『空の青より、もっと青く』で制したのが、作家集団クラスの小田康平さん。
インタビューでは、受賞までにどのようにシナリオを勉強して受賞に漕ぎ着けたのか、受賞作はどんなところから発想していったのか、小田さんに話していただきました。今回は残念ながら落ちてしまった方、あるいは次回は応募を考えている方にとっては、大きなヒントになるに違いありません。
シナリオ・センター生のレジェンド、土橋章宏さん
シナリオ・センター生のレジェンド、土橋章宏さんに、土橋さんのBSジャパンの連続時代劇『くノ一忍法帖 蛍火』のシナリオを掲載するにあたり、久しぶりにインタビュー。
土橋さんのシナリオ・デビューは松竹の映画『超高速!参勤交代』で、そのシナリオは審査始まって以来のオール満点を出した「城戸賞」受賞作。
そして同映画は、第38回アカデミー脚本賞を受賞するという前代未聞の快挙でした。その後も土橋さんは『超高速!参勤交代』パート2やテレビドラマの脚本を執筆。小説も書き下ろしだけでなく、連載ものも意欲的に発表。そして昨年はツタヤが主催する映画企画募集で審査員特別賞を受賞し、映画監督にも意欲を見せています。
小田さんや土橋さんに共通しているのが、全力を尽くす、ということ。自分が取り組むべき課題や仕事には全身全霊でぶつかっていきます。これだけやれば、結果は後から付いてくるよね、と感じます。
「先輩のオ・シ・ゴ・ト」は鈴木絵麻さん登場
もうひとつのインタビューは、「先輩のオ・シ・ゴ・ト」に登場の鈴木絵麻さん。主にラジオドラマを執筆しているので、映像がない、音だけのドラマ執筆のコツをお話しいただいています。ラジオを書きたい方はぜひ絵麻さんのお話を参考にしてみてね。
20枚シナリオ習作集で他の人の発想に触れてみる
春の20枚シナリオ習作集の第3弾目はコメディ、ファミリーもの、青春もの、京都和菓子屋が舞台のメロドラマなど、多種多様な作品が揃っています。同じ課題でも書き手が変わると、話も人物のキャラも様々。自分にはない、他の人が持っている発想力に触れてみると、いい刺激になるかも。ご自分が課題を書くときのヒントにしてみては?
毎月雑誌が届く「一の会」もあり
他にも情報満載の「月刊シナリオ教室」5月号は、1冊700円でシナリオ・センター事務局にて販売中。
毎月ご自宅まで雑誌が届く「一の会」のシステムもあります。年間12冊お手元に届いて、送料込みで8500円とお得です。お問い合わせ、お申し込みはシナリオ・センター事務局まで。