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代表 小林幸恵が毎日更新!
表参道シナリオ日記

シナリオ・センターの代表・小林幸恵が、出身ライターの活躍や業界動向から感じたことなど、2006年からほぼ毎日更新している日記です。

想像力がすべてを変える

あなたもシナリオライターへ一歩!

社会で育つ

シナリオ・センター代表の小林です。今日の東京は梅雨の晴れ間ですが、週末は雨とのこと。
うちのハルは散歩にでないと排泄をしないので、雨の日はやきもきします。
連れ合いは天気図とにらめっこして、雨の合間をみつけては一人と一匹はレインコートを着て出かけ、濡れながら帰ってくるという毎日です。
犬ですら、どんなに手がかかっても可愛くてしかたがないのに、我が子に食事を与えないとかアイロンを押し付けるとかいう親たちの心はどうなっているのでしょう。
でも、それを特異なこととしてとらえるのではなく、誰もが持っている部分としてとらえると、考え方が変わってきます。
子育ては、一生ものです。毎日、死ぬまで向きあっていかなくてはなりません。
とっても大変なことなのです。大人だって神経をすり減らします。めげることもあります。悩むことも。
大人が、心も身体も一息つける場所、ちょっと逃げることができる場所、そんな場所ができたら、子供に笑顔で接することができるはずです。
専業主婦もキャリアウーマンもシングマザー・ファザーもすべての子供を家族単位で育てるのではなく、社会の一員として育てる体制を作る、社会全体で子供を育てていく仕組みが作れればいいと思うのです。

素人

NHKの朝ドラ「半分、青い」は漫画家さんのお話しです。
拝見していると、漫画作りもシナリオ作りも創作というのは一緒だということがわかります。
岐阜の田舎から東京にでて漫画家の家で修業をする女の子のお話しですが、素人のマンガ好きな子がデビューするのです。
恋バナもあり、仲間との別れや挫折もありの、なかなか朝から楽しませてくれるドラマです。
ですが、ドラマもさることながら、漫画家の大先生秋風先生は、創作に対していつも素晴らしいことをおっしゃるのです。
シナリオライター北川悦吏子さんのお言葉だなあと姿勢を正して聞いています。
北川さんのセリフのうまさもさることながら、シナリオを志す者にとってはとてもいい勉強になります。

シナリオワークショップを毎月開いています。
シナリオワークショップは、シナリオ・センターが開いている講座に参加したい気持ちはあるのだけれど・・・ついていけるのか、シナリオなんて描けるのか、ちょっと試してみたいという方のためのものです。
シナリオ・センターが創設当時50年近く前は、「シナリオ」そのものを全く知らない方が圧倒的で、素人がシナリオなんて描けないと思われていました。
でも、よーく考えてみればわかります。朝ドラを見てもわかります。
素人が書けないということはありません。 だって、最初は誰だって、素人ですから。
描きたいなあと思ったら、あなたも初めてみてください。
子育ての楽しさも辛さも描けます。もちろん、恋バナもサスペンスも。
シナリオの技術を体得すると、あなたの想像力が広がり、感性が磨かれます。

過去記事一覧

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