あつ~~~い。
シナリオ・センター代表小林です。昨日一昨日と連休は、サマーセミナーでした。
今日も今日とてすごーい猛暑ですが、連休の間もすごい暑さ。湿度も高く、蒸し暑さは絶好調(笑)でした。 本当に心配でした。
この暑さの中で、オリンピックじゃないので走りはしないけれど、外ではないけれど、朝9時半から夜9時半までの12時間、ひたすらひたすらシナリオ漬けになれというミッションをこなすのですから、倒れる方が続出するのではないかと・・・。
ホントにありがたいことに、どなたも無事に終了することができました。
そして、どなたも最後まで頑張ってくださり、アンケートでは8割以上の方がまたやりたいと、ほとんどの方がつらかったけれど楽しかったと充実感いっぱいの感想をいただきました。
スタッフ一同は、この2日間、朝8時には出社、夜11時近くに帰るという電通もびっくりのブラック企業並みの働きをしてくれました。
この過酷なサマーセミナーを毎年みんながやり遂げる力はなんなのか考えてみました。
やり切った
サマーセミナーを企画する時には、受講生の方々が12時間頑張るために、モチベーションを持ち続けていただくために何をすればいいのか考えます。
結論は、私たちスタッフ自身が一緒に楽しめないと、受講生の方も楽しんでいただけないのではということ。
今年は、「ミッションインポッシブルⅡ」ですので、センターのキャラクターのはじめちゃんの裏の顔Mr.Hがいつも指令を出します。
Mr.H似顔絵つきの揃いのTシャツをスタッフ(講師も)が着込み、ミッションをやり遂げたいムードを高めます。
スタッフは揃いのTシャツで、事務局は当局、講師・スタッフは諜報員・受講生はエイジェントと呼びます。
会場は、ミッションインポッシブルのテーマが流れ、スクリーンの中からミッションが発令されます。スタッフは諜報員になり切り、仕掛けを常に考えながら次のミッションへと動き出します。
廊下や階段にも、様々なミッションが掲示され、教室には出身ライター(先輩エイジェント)からの頑張れメッセージ、ちょっと疲れた頃には、出身ライターの方にいらしていただいた時に書いていただいているひとことをカードにして、励ましてカードをプレゼント。
そんな遊び心を取り入れながら、12時間、45分で1本のシナリオを4本描きまくり、ゼミをこなし、直しのコンクールに挑戦するという過酷な一日を過ごしていただきました。
ラストは、エイジェントの書かれた作品を投票してグループ賞とトップエイジェント賞を選びます。
そして、選ばれて、みんなでお疲れ様の乾杯をして、ながーーーい12時間が終了しました。
今年のアンケートを拝見して、「お、ちょっと変わったぞ」と思ったことは、多くの方が「悔しかった」という感想を書かれていたことです。
いつもは、案外みなさんは遠慮がちで、45分で書けたこととか、たくさんの人の作品に、感想に接することができたことへ喜びの感想がほとんどだったのですが、今回は「悔しい」方続出。(笑)
自分の不甲斐なさに悔しかった方、他人に賞をさらわれて悔しかった方、悔しさは色々ですが、どんな悔しさも次へのバネになります。
おおいに悔しがって、大きく飛んでください。
過酷な12時間は、シナリオの血となり肉となります。
ご自分を信じて、シナリオの道にまい進していただけるよう期待しています。
本当にお疲れさまでした