menu

脚本家を養成する
シナリオ・センターの
オンラインマガジン

シナリオ・センター

代表 小林幸恵が毎日更新!
表参道シナリオ日記

シナリオ・センターの代表・小林幸恵が、出身ライターの活躍や業界動向から感じたことなど、2006年からほぼ毎日更新している日記です。

こんな映画作りもあるんです。こんな育て方もあるんです。柏原寛司さんと桝井省志さんの映画作り。

シナリオ・センター代表の小林です。爽やかな陽気ですが、なんだか脳の片隅に「だまされないぞ!」という意識が残っています。(笑)

映画「6月6日」

日曜日に「うちくる」(CX)をみていたら、寺尾聡さんでした。寺尾さんの大ヒット曲「ルビーの指輪」は、私の青春だったので「宇野重吉さんに似ていらしたなあ」などと年輪を感じながら拝見していたら、この金曜日に放映する「事件屋稼業」のお話をされて、びっくり。

というのは、このドラマ、17日放映の金曜プレステージ『事件屋稼業』は、出身ライターの酒巻浩史さんの脚本だったからです。
すごく楽しく演じられた様子を語られて、役者さんが楽しく演じられるというのは、脚本がいいという証拠ですから、お聴きしていて嬉しくなっちゃいました。
「あぶデカ」っぽい、チョイ悪刑事を寺尾さんが演じます。コミカルタッチのミステリーで、竹中直人さん、ミッキーカーチスさん、佐藤江梨子さんなどが共演です。
17日金曜日午後9時からフジテレビ金曜プレステージ「事件屋稼業」です、ごらん下さい。

坂巻さんは、まだ新人ライターですが、そんな新人のことをいつも考えてくださっているシナリオライターがいらっしゃいます。
だれであろう、その人は 柏原寛司さん!!
ご存知「太陽にほえろ!」「大都会」「あぶない刑事」など数々のヒットを飛ばし、アクションドラマを得意とされるシナリオ・センターの大先輩で、シナリオ作家協会の会長さんでもいらっしゃいます。
来週5月20日月曜日の「ミソ帳倶楽部 達人根っこ」で、新人ライター5人を使って創られたオムニバス映画「6月6日」を例に「新人脚本家をいかにして誕生させるか」についてお話して下さいます。当日は、原隆仁監督もご一緒にお話ししてくださいます。アクションドラマの書き方も教えてもらっちゃいましょう。
柏原さんは、親分肌というか、お願いするといつも快く引き受けくださるのですが、新人を紹介するのも、まったく厭わずにやってくださる・・・「名探偵コナン」とかずいぶん新人をデビューさせてくださった・・・私のわがままにいつも付き合ったくださる、本当にありがたい先輩です。感謝(涙)

映画『オース!バタヤン』
「ミソ帳倶楽部 達人の根っこ」は、再来週もあります。

5月28日火曜日、ゲストは、アルタミラーピクチャーズの代表、プロデューサーの桝井省志さん。映画を書きたい人は必見。
周防監督と「ShallWe~」「それボク」「終の信託」や矢口監督と「ウーターボーイズ」や「ロボジー」、磯村一路監督と「がんばっていきまっしょい」「解夏」などなどの数多くのヒット作品を生み出している映画制作会社アルタミラーピクチャーズの代表、プロデューサーの桝井省志さんが「映画のタネの見つけ方」をお話してくださいます。聞き手は、柏田副所長。
アルタミラの桝井プロデューサーの何がすごいって、ガンガン売れる映画だけでなく、ちょっとマニアックかなと思われるドキュメンタリー映画なども創られるんです。
「こまどり姉妹がやってくる ヤア!ヤア!」(09)「タカダワタル的ゼロ」)(08)「不滅の男エノケン対日本武道館」(05)とか「THE GORDEN CUPS~」とかね。
原作もの、オリジナル、ドキュメンタリーなど様々な切り口、題材を映画化されています。
その企画のどこに切り口を見つけて、映画にしようって思うのか、プロデューサーの、映画のタネってなに?っていうお話を聞かせていただくと、映画の売れる企画がきっとひらめきます。
映画を創りたい人、この閃きをいただきにいらっしゃいませ。(笑)

今回は、先日亡くなられた往年の名歌手バタヤンこと田端義夫さんのドキュメンタリー映画、5月18日公開の「オース!バタヤン」(テアトル新宿モーニングショー上映)のお話の中からもヒントをいただきます。 

「ミソ帳倶楽部 達人の根っこ」は、色々な分野の方々に、色々なカタチで、色々なお話をしていただく・・・色々な情報や話題であなたのミソ帳をいっぱいにするお手伝いをします。

「Theミソ帳倶楽部」について、くわしくはこちらから

過去記事一覧

  • 表参道シナリオ日記
  • シナリオTIPS
  • 開講のお知らせ
  • 日本中にシナリオを!
  • 背のびしてしゃれおつ