3つのステップで楽しくシナリオを書く体験のはじまり
シナリオを描く時の脳みそを、プチ体験・・・なんてどうでしょうか。しかも、たった1分で大丈夫です。シナリオなんて書き方もわからない、書いてみたいけどできるか不安という方、私は妄想始めると止まらないという方まで、1分だけお付き合いください。
では、開始します。
①あなたの好きな芸能人を一人、頭の中でイメージする
誰でも結構です。いま、パッと思いついた方で大丈夫です。思いつきましたか?
では、次。
②その芸能人と、歩いているところを、頭の中でイメージする
何時頃、どこを歩いていますか?
例えば、表参道とか目黒川沿いとか具体的な場所でも構いませんし、街中とか住宅街とかでも構いません。
思いついた方は、次。
③その芸能人とあなたは、どんな話をしているか、頭の中でイメージする
どんな話を、どんな表情でしているか、どんな話し方かなど、具体的にイメージをするとよりいいのではないかと思います。
はい、終了です。
頭の中のイメージを、シナリオにしてみましょう
シナリオは、「柱」と「ト書」と「セリフ」で書きます。
「柱」には、場所と時間帯を書きます。
「ト書」には、人物とその人物の動作やしぐさ、表情や話し方などを書きます。
「セリフ」には、人物のセリフを書きます。
これだけです。
1分間の頭の中のイメージを、シナリオにしたらこんな感じです。
まず②の歩いているところが表参道であれば、
「柱」は【表参道・(夜)】となります。
①でイメージした芸能人とあなたが「ト書」に登場します。
「ト書」は【速水もこみちさんと私が、表参道ヒルズの前を歩いている】
③でイメージした会話を「セリフ」に書いてみます。
「セリフ」
【私「お腹すいたねぇ~」】
【速水「何が食べたい?」】
【私「あっさりした和食かなぁ~」】
【速水「オリーブオイルで煮付でも作ろうか!」】
【速水、満面の笑みで見つめる。白い歯が、ネオンに光る。】
まぁこんな感じです。
シナリオは、難しいのかなというイメージがあるかもしれませんが、そんなことはありません。実は子どもの頃にやったごっこ遊びと同じです。
いま皆さんは、頭の中でごっこ遊びをしました。それを「柱」「ト書」「セリフ」で書くとシナリオになるのです。そう、シナリオは簡単のなのです。
もう少し詳しくシナリオの書き方について知りたい方は、こちら
>>初心者からわかる!シナリオ・脚本の原稿用紙への書き方
ただ、ごっこ遊びは、自分や限られた仲間にだけ分かればいいのですが、シナリオの場合はテレビドラマであれば、何千万人という方に、映画であれば何十万人という方に観てもらい、感動してもらわなくてはなりません。そのためには、伝えるための技術が必要になります。その技術をシナリオの基礎技術といいます。
シナリオの技術を本格的に学びたいという方は、シナリオ・センターの基礎講座をご覧ください。案内請求も簡単にWEBからできます。
>>基礎講座についてはこちらから
いきなり講座はちょっとハードルが高いという方は、体験ワークショップもご検討ください。詳しくはこちらから>>ワークショップ でシナリオ・脚本講座を体験