授賞式
シナリオ・センター代表の小林です。「創作テレビドラマ大賞」の授賞式が先週の金曜日にありました。
シナリオ・センター大阪校の松本和子さんが「「ロボ恋」で佳作を受賞されました。
おめでとうございます。
今回御3方受賞されたのですが、大賞の方ももうおひとりの佳作の方も全員大阪の方でした。いやいや、頑張る関西勢!頼もしい限りです。
同時に、「創作ラジオドラマ大賞」の受賞者の紹介もありました。「創作ラジオドラマ大賞」は授賞式は終わっているので、ご紹介だけですが、東京の門前日和さん「母ちゃんと王様」が佳作を受賞されました。おめでとうございます。
この授賞式ではファイナリスト(最終選考に残られた方)も呼ばれるのですが、ここでもシナリオ・センター勢が頑張って下さり、10人中8人の方がシナリオ・センターでした。嬉しい限りです。
授賞式では、放送作家協会の脚本家の皆さんが口を揃えて「プロの道は書き続けることしかない」と励ましてくださり、プロデューサーの皆さんは、「図々しいと思わず積極的に売り込みにきて」とはっぱをかけてくださり、受賞者もファイナリストも積極的に懇親会では売り込んでいました。そのいきそのいき!!
審査に携わった出身ライターの浜田秀哉さん、李正姫さんも厳しくも暖かいお祝いと励ましをしてくださいました。
コンクール受賞、これからがスタートです。
プロとしての厳しい道も乗り越えろと先輩たちがご自分の経験を交えて話してくださっていましたが、折角つかんだチャンスでしっかりとプロになれるよう頑張っていきましょう。
本当におめでとうございます。
太陽にほえろ!
出身ライターの柏原寛司さんが、山ほどシナリオを持ってきてくださいました。
日本テレビチーフプロデューサーでいらした岡田晋吉さんがお持ちだった台本を柏原さんが整理され、脚本アーカイブスやシナリオ作家協会などに分配し、その中でシナリオ・センターの受講生の方々が勉強なるだろうというものを選んで持ってきてくださいました。
ドラマ全盛期の伝説のドラマばかりです。
ご覧になったことのない方も、ドラマ名はご存じだと思います。
「太陽にほえろ!」「俺たちの朝」「俺たちは天使じゃない」「ジャングル」等など、青春もの、刑事もの、探偵ものとジャンルを分けてくださいました。
もうこのタイトルを見ただけでも、独占して読みたい!!
でも、何千冊の古い台本を全部きれいにして、しかもジャンル分けして、ものすごい面倒な作業をされて、その苦労もちっとも厭わないで、後輩のために力を貸してくださる柏原さん。
本当に感謝以外のなにものでもありません。
私が独占したら罰が当たるので(笑)、受講生の皆さんに勉強になるように閲覧できるような体制を創りたいと思っています。
鎌田敏夫さん、市川森市さんなど綺羅星のような脚本家たちが書かれたものばかりです。うまい脚本は、きっと受講生の皆さんを刺激し、触発してくれることでしょう。