令和018
シナリオ・センター代表の小林です。新元号フィーバーから一夜明けました。
どうもエイプリールフールではなかったようで、今朝のワイドショーも「令和」話題一色でした。(笑)
5月から「令和」を西暦にするときに、平成はひどく面倒だったのでまたかぁと思っていたら、同じことを考える方はたくさんいらして、計算方法を教えてくださいました。
平成は面倒だったけれど、令和は018(レイワ)を足せばいいのだそうです。令和2年+018=2020年という計算です。なるほど!
今日は、4月シナリオ8週間講座開講です。
なんとなく桜の下でうきうきしてしまいますが、天気なれど今日は花冷え。
それなのに、いつも以上にたくさんいらしてくださって、にぎやかに花見気分(?)満開で、講師の熱も上がります。
楽しく学ばれて、シナリオをどんどん描いていただきたいです。
コンクール受賞
やっぱり描き続ければ、結果はついてきます。
おめでとうございます。
第2回WOWOW新人シナリオ大賞
大賞 光益義幸さん
優秀賞 弓削 勇さん
第3回MBSラジオドラマ脚本コンクール
最優秀賞 高畑悠未さん
優秀賞 飯倉泉さん
第27回橋田賞新人脚本賞
入選 いとう菜のはさん
佳作 三谷武史さん
もう、ご報告が忙しくって、嬉しくってドキドキがとまりません。
これからのみなさんご活躍が楽しみです。
すぐに映像化されなくても、こんな素敵なことも起こります。
第42回城戸賞(2016)佳作を受賞された島田悠子さんの作品「大江戸ぴーちくぱーちく」がなんと岡山大学演劇部によって、3月舞台化されました。
岡山大学演劇部の学生さんが、舞台にできるシナリオを広く探していらしたそうです。
「これだぁ!」と思ったのが、この城戸賞佳作の「大江戸ぴーちくぱーちく」。
なんとなんと上演とあいなったのでございま~す。
「大江戸おいーちくぱーちく」は、将軍吉宗に「1、面白い話をすること、1、ホントの話であること、1、ハッピーエンドであること」この3つを満たす話をしないと打ち首といわれたおとぎ衆に、売れない瓦版屋ネコ吉が無理矢理大抜擢され、将軍様にお話しをすることになります。
作り話しかしたことがないネコ吉は、苦し紛れに居酒屋で小耳にはさんだ「化けて出る家を間違えた女幽霊」の話をするのですが、「その続きを話せ」と言われて、続きを探しに・・・という、めちゃくちゃ面白くてちょっと泣けるコメディです。(月刊シナリオ教室2017・8月号掲載)
魅力あるシナリオは、だれかがきっと見つけてくれるのです。
岡山まで新幹線で乗り込んだ島田さん、岡山大学の学生さんたちと楽しいひと時を過ごされたようです。
形になっていれば、掲載されていれば、いつかどこかで目に留まることがあるかもしれません。
受賞されたときに島田さんは、初めて長編を書く方へのアドバイスとして「まずピリオドまで頑張って書き上げてください。」とおっしゃっていましたが、作品になればこそ見てくれる、読んでくれる人ができます。 途中で投げ出した作品は、日の目は見ません。
「まず、ENDマークを」はどの先輩たちからもお聞きする言葉です。
形になったからこそ、東京からはなれた岡山ですてきに上演されたのです。
さあ、これからコンクール募集が目白押しです。ENDマークまで書いて、応募しましょう。
「令和元年」の素敵な第一報は、どなたからいただけるのでしょう。お待ちしていま~す!!