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シナリオ・センター

代表 小林幸恵が毎日更新!
表参道シナリオ日記

シナリオ・センターの代表・小林幸恵が、出身ライターの活躍や業界動向から感じたことなど、2006年からほぼ毎日更新している日記です。

シナリオを学ぶと、こんなカタチあんなカタチにもなる。

シナリオ・センター代表の小林です。夏空が広がっています。暑ければ暑いで、寒ければ寒いで、ついつい文句を言ってしまう・・・(笑)勝手なものです。

暑くなると、途端にシナリオ・センターの事務局は、ガリガリ君攻勢に入ります。
みんな好きなんですよね。前田編集長は、「ガリガリ君Tシャツが当たるんだよ」と嬉しそうにしています。私は、当たっても着ません。(笑)
外に出て、ビタミンDをお日様から摂取すると癌にならないらしいけれど、暑いときは、さすがのテニス好きも、苦手です。
暑いときに好きなのは、外にでない、風に吹かれる(クーラーはダメなんです)、温かいお茶を飲む、なにもかも忘れられる(暑いことを忘れられるほどの)小説を読むことです。

ご縁ハンター20130522a

小説は、ここのところ、リンダパブリシャーズがすごいです。ボンボン出しています。涙シリーズの「母の涙・ひまわり」は、谷口雅美さん、金広賢介さん、佐藤万里さん、野坂律子さん、源祥子さん、甲木千絵さん、小松知佳さん、美崎理恵さん、田中孝博さん、センターの在校生、出身ライターの方々の短篇競作になっています。
ドラマのノベライズもたくさんでています。
NHKで放送され評判だった「ご縁ハンター」(NHK)は、出身ライター後藤法子さんの脚本ですが、ノベライズに。「最上のプロポーズ」(BeeTV)脚本は出身ライターの桑村さや香さんですが、こちらもノベライズに。
また、反対にテレビドラマ「TAKE FIVE」(TBS)を山本俊輔さんがノベライズ、映画「ペタルダンス」を梅原満知子さんがノベライズと、こんなカタチもあるんですね。
本とドラマ、映画、それぞれの違いを楽しみながら読むのも楽しいです。ノベライズの場合は、役者さんの顔も浮かんでくるので、臨場感もありますよね。

オリジナル小説だけでなく、ノベライズというお仕事もあります。
そのドラマや映画の雰囲気も包み込まなくてはいけないので、ノベライズもテクニックがいります。ヘタなノベライズだと、ただのあらすじになっちゃったりしていますからね。
シナリオ・センターの方にノベライズを任せられるのは、ドラマを書けるからなんだと思います。
ドラマの表現方法を持っているからこそ、ノベライズに活きるわけです。

ンバイに恋して

米国アカデミー賞公認、アジア最大級の短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル&アジア2013」が平成25年5月23日(木)~6月16日(日)開催されます。
2004年に米国アカデミー賞公認映画祭に認定され、この映画祭のグランプリ受賞作品はアカデミー賞短編部門ノミネート選考対象となるというすごい映画祭です。
15回目の今年、過去最多5000本以上の作品が世界120の国と地域から集まり、コンペティションでは、38の国と地域から、厳選された81作品を上映されるそうです。
その中に、横浜研修科の上柳直也さん監督、研修科坂井クラス小林泉さん脚本の「ンバイに恋して」が上映されることになりました。すごいですね!
6月2、7日 19:20~ブリリアンショートショートシアター(横浜)で、6月5日13:30~ラフォーレ原宿で上映されます。
この作品は、2012年の「新井一賞」で、柏原寛司賞をとった20枚シナリオです。
この脚本を、シナリオ教室で上柳さんが読まれて、映画化したというもの。
20枚シナリオもこんな使われ方もあるんですね。
本来は、ディテールを学ぶための20枚シナリオですが、ひとつの作品に仕上げることも、長編に膨らませることも可能なんです。

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