ラグビーに続け!
シナリオ・センター代表の小林です。昨日日曜日は、137期シナリオ作家養成講座の説明会でした。天気にも恵まれて、たくさんの方が参加してくださいました。
こういう時代には自分の想い、考えを表現することが大事だということを申し上げたら、深くうなづいてくださる方が多く、ちょっと安心した気持ちになりました。
閉塞感ある昨今だからこそ、創作を通して私たちは発信していきたいし、発信すべきだと思っています。
一昨日のラグビーの日本戦を見ているときのように思わず力が入ってしまった私でした。(笑)
今期137期シナリオ作家養成講座は、消費税アップにもかかわらず据え置き受講料なので、この機にご入学いただきたいと思います。
災害にあわれた方や福島の原発被害者の方々、貧困にあえぐ子供たちなどにきちんと使ってくれるのならいくら税金を払ってもいいと思っていますが、壊れた戦闘機やイージス艦やいらない基地のために使われるのでは、払いたくないなぁ~と思ってしまいます。
こちらがいくら消費税をいただかなくても、センターには10%消費税は請求されるのですけれど、無駄な抵抗だとはわかっているのですけれども、やりたくなってしまう。言いたくなってしまう。
もしかしたら、アイルランドに勝った日本になれるかもしれないと信じて。(笑)
今日から説明会にいらしてくださった皆様のご質問のお返事を書かせていただきます。
参加された方が多かったので、今週いっぱいまでかかりそうですが、お一人お一人へお返事をかかせていただくことは、私自身のモチベーションにもなります。
表参道シナリオ日記は、間に合わない場合はお休みさせていただくこともあるかと思いますが、ご容赦くださいませ。
来年向けて
11月は、来年に向けて今年のラストスパートをかけますよ!!
ラジオドラマ講座とアニメーション講座+アニメーションゼミを行います。
基本の力をつけたら、ご自分のやりたいと思うジャンルのアドバンス講座をうけていただいて、ご自分の世界を広げていただけたたら嬉しいです。
ラジオドラマ講座は、講座内でのワークショップを中心に、映像と音の世界の違いを分かっていただけるよう、すぐにでもコンクールの応募できるような力をつけていただけたらと思っています。
アニメは、前川淳さん、広田光毅さんという現役の売れっ子ライターのご指導になります。すごいですよね、ありがたいですよね、先輩たちに感謝です。
ありがたいことに、出身ライターの方が後輩のために教えてくださる、センターならではできることだと思っています。
アニメの基本の講座を広田さんが、アニメのゼミを前川さんが受け持ってくださいますので、是非ともご参加ください。
出身のアニメーターであり監督の森田宏幸さんが、日本心理学会が監修されている「アニメーションの心理学」(誠信書房刊)の「動きの造形論」の章を担当されており、その中で新井一の「シナリオ基礎技術」を引用下さっています。
「日本のドラマや映画界に多くの脚本家を輩出している養成スクールシナリオ・センターを創設した脚本家・新井一は、その著書「シナリオの基礎技術」の中で【そのシナリオが成功しているかいないかは、人間が描かれているかいないかによって決定されます。】と、述べています。
映画を作るときの核となる脚本の本質を述べた言葉が、そのまま「動きの造形」の進むべき方向をしめしているのではないかと、私は今思い至っています。」
アニメを書きたいと思っていらっしゃる方は一読されると勉強になる本です。