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スタッフが行く、表参道スポット
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しゃれおつなお店や人々が行きかう街、表参道。そこで働くシナリオ・センタースタッフの見たもの触れたものをご紹介します。

単館映画の魅力は、全部テアトル銀座から教わった。ありがとう、そしてお疲れ様!

シナリオ・センターの新井です。5/31を持って、多くの映画ファンに惜しまれつつも、銀座テアトルが閉館になりました。最後の上映作品が、大好きなケン・ローチ監督の『天使の分け前』ということもあって、新井もお別れに行ってきました。

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多くの映画ファンが、銀座テアトルで単館映画の魅力を知ったのではないかと思います。私もその一人です。『8人の女たち』など多くの名画をテアトル銀座で観ました。

テアトル銀座の最後の作品が、大好きなケン・ローチ監督だったというのも、個人的には非常に感慨深いものでした。ケン・ローチ監督からのメッセージも発見しました。

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「閉館の知らせを聞いて大変残念に思います。
我々には“銀座テアトルシネマ”のような劇場がもっと必要なのです。どこか別の場所に新しい劇場をオープンして下さい、一刻も早く!」
ケン・ローチ

 

単館系の映画館が、ここ10年で少なくなってきています。シネコンもいいですが、単館系の劇場のもつ、独特の雰囲気が私は好きでした。「絶対このバイト、映画マニアだよなぁ~」という愛想のかけらもないもぎりの方にさえ、妙な愛着を覚えるくらいでした。

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銀座テアトルには、映画を通して素晴らしい“天使の分け前”を頂いたことを、感謝しつつ、「これまでありがとうございます」と伝えたいと思います。

そしてシナリオ・センターは、多くの受講生がプロとしてデビューしてもらうことで、“天使の分け前”を世の中に生み出せたらと思います。それはもう、芳醇なウイスキーのように・・・

 

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