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シナリオ・センター

代表 小林幸恵が毎日更新!
表参道シナリオ日記

シナリオ・センターの代表・小林幸恵が、出身ライターの活躍や業界動向から感じたことなど、2006年からほぼ毎日更新している日記です。

非日常

人がいない

バラバラがいい

シナリオ・センター代表の小林です。毎日コロナで明け暮れています。
あさイチ(NHK)で、とてもわかりやすい対処法を教えてくれたと好評です。ニュースは大本営発表でも、番組は頑張ってくれているようです。NHKの良心を見た気がします。
最低でも感染しないように、拡散しないように、手洗い、うがいが一番だそうで、アルコール消毒でなくても石鹸で十分とか。
それにしてもお上のやることなすこと、わけがわかりません。
専門家の意見も聞かず、対処法も決めない全国一斉休校の果て、繁華街には中高生が溢れ、そういえば、表参道はにぎやかです。
学童保育、保育園なども大変だそうで、学童保育より学校に行かせた方が安全と休校を取りやめたところもあるそうです。
一斉などではなくて、それぞれの地域で、その地域に合った人々への対処をしてほしいと思います。
どうか感染しやすい高齢者、子供たち、日々の暮らしが大変な人々など弱者に目を向けて考え、対処してほしいです。
生活もできなくなるかもしれないと心配する人々がいる傍らで、誕生パーティーだ、励ます会だ、親睦会だのほかに、文春砲では、首相一斉休校の会見当日、外務大臣がVIP待遇でゴルフをしていたとか・・・。
な~んにも考えないのですね、緊急の事なんかな~んにもないのですね。
人としてあるべき生き方が問われるときです。
怒りついでに、話は別ですが政治家はVIP待遇などされてはいけませんよね。国民の税金で禄をはんでいるのですから。

課題

シナリオ・センターは、3月は通常授業を行っています。
何も見えない、わからないのに、むやみに恐れるのもどうかと思いますし、もちろん絶対はないので、感染者が出るかもしれません。ですが、授業前後に必ず教室消毒、掃除、換気を行う、マスクは用意できませんでしたが使い捨ての手袋、手の消毒剤のご用意などできる範囲の防御策は練っています。
また、講座は外出ができない受講生のために講座のライブ配信を行い、ゼミナールは課題だけの添削もさせていただくようにしています。
今後の様子を見ながらですが、平常心で生きたいなと思っています。状況が変わる時は、必ずHPでおしらせしますので、常にご留意ください。お願いいたします。

お休みしたとしても、創作の手を止めるのではなく、こういう時の人間模様を心にとめておきたいと思います。
シナリオ・センター研修科の20枚シナリオの課題の中で、儀式におかれた場合の人間研究というのがあります。課題は「結婚式」と「葬式」
ドラマの中の自然現象の追及では「雪」「雨」
これは、公の場を通して本音と建前をどう描くか、非日常の中におかれたときに、人間はどう動くのかということなのですが、今まさに日常が崩壊しようとしているのですから、しっかりとアンテナを張り巡らして見聞きしておきたいです。
色々な人の色々な言動や行いを通して、こうした事態がおきたときの人間の姿を、画一的でない人間の姿をみつめていくことは、創作者として必要なことだと思います。
それは、自分自身にも帰ってくることですから、そこから人としてあるべき姿を模索することができます。
自分で想い、考える力をつけることで、社会にとってもプラスになることだと思います。
シナリオは、「人を見る目」「社会を見る目」「ものを見る目」を養います。

過去記事一覧

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