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代表 小林幸恵が毎日更新!
表参道シナリオ日記

シナリオ・センターの代表・小林幸恵が、出身ライターの活躍や業界動向から感じたことなど、2006年からほぼ毎日更新している日記です。

12時間耐久シナリオマラソンを走りきろう!

シナリオ・センター代表の小林です。6月6日、今日はロックンロールの日なんですって。

 糸井重里さんの「ほぼ日新聞」は、今日15周年を迎えられたそうです。おめでとうございます。
原監督の「はじまりのみち」ではないけれど、「はじまり」って、いい言葉です。
新しいことを始める、再出発もいいですね。初心忘れるべからず・・・先があるという言葉は、前向きになります。でも、何かを始めることって、すごく怖いし、勇気がいります。
「ほぼ日」をはじめたときの糸井さんのお気持ちって、どんなだったのだろうなあ。

私は、新しいことを考えるのが大好き、人がやらないことを考えるのも大好き、どちらかというとお役人ではないので、前例が嫌いです。(笑)
でも、新しいことを考えるのは好きなのですが、とても臆病なので、新しいことを始める、チャレンジするときは、本当に勇気を振り絞ります。
「恥をかく」のはいいのです。私の人生など恥のかき通しですから、この歳になってしまえば、今更怖くはありません。
私は、テニスコートのモアイ像、不動の4番バッターといわれた女です。(笑)
自分だけのことだったら、「まったく動けない」の、「ボールに遊ばれている」のとなにを言われても、笑われても、がむしゃらに始めてしまえばすむことなのですが、仕事となると、怖いです。
とても、怖いです。石橋を叩きます。決定することにも躊躇します。本当にいいのだろうか、これで大丈夫だろうか・・・。

シナリオマラソンパンフレット

この夏の「12時間耐久シナリオマラソン」もドキドキしながら企画しました。
マラソンをしているとランナーズハイになると聴き、「これだ!」と思いました。12時間ひたすらシナリオのことを考えたら、ゼッタイにシナリオ脳になれる。
12時間書き続けることで、シナリオを書き続ける自信がつく。
シナリオマラソン・・・我ながらいいネーミングじゃない。
これって、究極の創作方法ではないか・・・自画自賛。(笑)
ここから始まりました。
シナリオ脳にするためには、どんな授業を展開すればいいのだろうか。
シナリオを始めたばかりの方から作家集団の方まで、すべての方をシナリオ脳にする方法はどんなものだろう。
どんなことが今後にプラスになるのだろう。
みんなにとって一番必要なものはなんだろう。
全員が楽しん参加してもらうにはどんな展開にすればいいのだろう。
ゴールをどこにすればいいのだろう。
課題は必要なのだろうか。どんな課題にすればいいのだろうか。etc etc etc etc
で、形にしてみます。
新しい講座を企画したときは、まずは前田編集長に話をします。
前田は、色々な角度から見ることができる立場であり、前田自身が全方位のマルチ頭でもあるので、最初に話します。
前田に「いいじゃないですか!」といわれたらちょっと自信。そこから、詰めていくと細かいダメだしは出るのですが、改善を重ねて、直しに直してメイン講師の浅田を交えて、ああだろうこうだろうと。ここでやっと、GO!しても大丈夫だなと自信を持って、突っ走ります。(笑)
勇気が百倍になったところです。

そして、生まれたのが究極のサマーセミナー「12時間耐久シナリオマラソン」です。
どなたもが参加できるように、3枚のシナリオから始まります。
どなたもが長編に、コンクールに挑戦できる力がつきます。
さてさて、あとは、「いいね!」と思って参加してくださるかどうかです。
「12時間耐久シナリオマラソン」のパンフレット。お手元に届いたでしょうか。
初めての1日完結型セミナー。初めての12時間。初めての長編づくり。
どなたも初めて味わう「シナリオマラソン」。勇気を奮って!

過去記事一覧

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